第二日目 10月5日(金曜日)

網走経由で知床に向かう。しかし台風の影響か、波が高くて目玉だった「観光船」乗船は中止となった。知床は野生動物の宝庫なのだろう。「蝦夷鹿」「キタキツネ」等を沢山観掛けた。「ヒグマ」には遭遇しなかった。知床の自然を守るために逆に「鹿」を駆除しているという。増え過ぎで木や草を食べつくしてしまうらしい。「蝦夷鹿」の肉を使って「大和煮の缶詰」や「ハンバーガー」なども売っていた。一説によると「蝦夷鹿焼肉丼」もあるらしい。知床の売店のおじさんは「鹿が人口より多い」とぼやいていた。この地方の産物は「ビート」、砂糖の原料になるものだ。北海道は広いから町と町とは点と点を結ぶ線の周りは原野か畑か森林ということになる。知床は2005年に来た時に母の死亡が伝えられたところで、今回も船に乗れなかったのは「よほどついていない土地なのか」と思ってしまう。「知床よ、俺を拒否するのか?」と言いたくなった。その晩は「川湯温泉」に泊まる。「屈斜路湖」の近くだ。この辺りは「阿寒国立公園」内にあたる。非常に硫黄の強い温泉でした。余り温泉が好きではないので、「カラスの行水」でした。

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