「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「マイ・ニューヨーク・ダイアリ」(HTC有楽町にて)私的評価★★★(今年41作品目)
大作家サリンジャーに憧れる若い女性がニューヨークにやってきて出版社に入社する。そこから彼女の活躍に至るまでを描く青春ドラマ。

「パリ13区」(HTC有楽町にて)私的評価★★★(今年42作品目)
パリ13区はセーヌ川に面し、第1ソルボンヌ大学もあり、近くに中華街もある区だ。そこに住む台湾系中国人の娘、付き合っている元高校教師の黒人男性、その男性と同じ仕事仲間で且つ33歳で大学の法学部に復学したフランス人女性に、彼女とネット上で知り合ったポルノ女優の4人が繰り広げる赤裸々なセックスを中心とした関係を描く。

「大河への道」(TC日本橋にて)私的評価★★★★★(今年43作品目)
佐原のある香取市がNHK大河ドラマを誘致しようと考える。千葉県知事の肝入りもあり「伊能忠敬」を題材とするようNHKに働きかけることにした。市役所の総務部の係長がシナリオライターの老人を訪れ口説くのだが、老人が言うには伊能は地図の完成の3年前に死亡しており、実はその死を伏せて伊能隊の人たちがやり遂げたことだったとのことなのだった。果たして地図は誰が完成させたのか?ユーモアを盛り込んだ、私は好きな映画でした。

5月20日付け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」は、「シン・ウルトラマン」が3つ星、「夜を走る」が4つ星、「丼バス」が5つ星、「私のはなし、部落のはなし」が5つ星、「大河への道」が4つ星、「人生ドライブ」が3つ星、「シング・ア・ソング 笑顔を咲かす歌声」が3つ星、「辻占恋愛」が3つ星、「フォーエバー・パージ」が3つ星、「a-ha THE MOVIE」が2つ星でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」「ナイトメア・アリー」「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」「名探偵コナン ハロウィーンの花嫁」「親愛なる同志たちへ」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。
2022年アカデミー賞でドライブ・マイ・カーが国際長編映画賞を受賞。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」
4月大歌舞伎第2部を観劇。「荒川の佐吉」&「義経千本桜」
5月大歌舞伎第2部を観劇。「暫」&「土蜘」。
6月大歌舞伎第2部を観劇予定。

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本、長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、3月に北海道・釧路、そして石川・橋立、4月は札幌に、信州(松本、長野)と東北(米沢)に行きました。
また6月には宮古島、7月には長崎と、釧路で避暑、そして10月には高松に行く予定。
また海外には8月、11月にハワイに行く予定です。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「八本目の槍」(今村 翔吾 著)新潮文庫 私的批評眼★★★★(今年116冊目)
吉川英治文学新人賞受賞作

「遺恨」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年117冊目)「新装版 鬼役」シリーズ第4弾