「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ゴヤの名画と優しい泥棒」(TCシャンテにて)私的評価★★★★★(今年21作品目)
英国で起きた実話だ。ナショナルギャラリーからゴヤの名画「ウエリントン侯爵」が盗まれた。盗んだのは普通の老人だった。彼は公共放送BBCが受信料を払わないと観られない事態を改善しようとして議会に訴えていた。そして名画を人質として、BBCのテレビ放送解放を警察と交渉するのだが、遂に捕まってしまい裁判となる。この結末が実に面白いし愉快だ。こんなほのぼのとした映画が私は好きだ。

3月4日付け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」は、「MEMORIA メモリア」が4つ星、「焼け跡クロニクル」が4つ星、「親密な他人」が4つ星、「ある職場」が3つ星、「ポゼッサー」が3つ星、「ムクウェゲ 女性にとって世界最悪の場所で闘う医師」が3つ星、「余命10」が3つ星、「ブルーサーマル」が3つ星、「中村屋酒店の兄弟」が3つ星、「永遠の1分」が2つ星でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」。「義経千本桜 渡海屋大物浦。
3月大歌舞伎を観劇予定。

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本。長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢に行きました。
3月には釧路に丹頂鶴を見に行き、5月には沖縄に行く予定。
海外には8月にハワイに行く予定。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「だれだっけ」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年48冊目)「わるじい慈剣帖」シリーズ第8弾

「恋ほおずき」(諸田 玲子 著)中公文庫 私的批評眼★★★(今年49冊目)

「死者の威嚇」(小杉 健治 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年50冊目)

「出帆編」(高田 郁 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★(今年51冊目)「あきない世伝金と銀」第12弾

「新・入り婿商い帖」(千野 隆司 著)時代小説人気シリーズ文庫 私的批評眼★★★★(今年52冊目)「同」第3弾

「渦中」(上田 秀人 著)集英社文庫 私的批評眼★★★(今年53冊目)「辻番奮闘記」第4弾

「鵺退治の宴」(早見 俊 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年54冊目)「闇御庭番」第9弾