「新歌舞伎座」

この4月に3年振りに再オープンする「歌舞伎座」だが、漸く概観も昔の佇まいを残してほぼ完成に近付いている。だが、昨年「中村勘三郎」、そして今年は「市川団序Y」と名役者が次々とこの世を去った。歌舞伎座の大舞台を飾るはずだった方たちの姿がもう観られないというのは残念の極みに尽きる。だが、この逆境を残された役者達が必ず立ち直らせてくれると信じている。「一歌舞伎ファン」としてこれからの新しい歌舞伎を切り開いて「真骨頂」を見せてくれると信じている。松竹の株主でもあるので、年に5回ほど歌舞伎を観ているが、「歌舞伎18番」は江戸時代からの伝統だが、時代時代で変化をしているのだろう。「伝統とは常に発展させること」だと聞いたことがある。いつまでも伝統のしがらみに縛られているだけでは、飽きられてしまう。そこは伝統を基礎に置きながらも、新しく変化を遂げて行くから伝統なのだろう。歌舞伎も必ずこの嵐のような逆境を乗り越えて行くと確信している。

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