「北部九州の旅」

「J  REPORT 2022 3月第1週号」 
「リタイアメント・ノート 12年9ヶ月目」
「VOL.1253 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦 第102話」
「オホーツク海と流氷の旅」から「北部九州の旅」へ
台風並みの低気圧がオホーツク海にあり、道東方面は大荒れになり、航空機は欠航となった。冬の天気は読めないし、自然には勝てない。仕方なく、北海道行きを急所変更し、九州方面に行くことにした。

従って今回は「北部九州の旅」に変更しました。
往復の飛行機を手配し、宿を手配し、あとは運を天に任せての予定なし計画なし旅だ。美味い物だけは食べてこよう。
一日目の羽田空港はほぼ快晴だ。(写真:A1)
やはり人出は少ないようだ。(写真:A2)
福岡行きの機内は80%以上の搭乗率のようだ。特に帰り便は満席の予約だった。連休の影響なのか?福岡に着き、直ぐにホテルにチェックインして目的の「割烹よし田」に行く。(写真:A3)
一月前にも訪れた店だ。(写真:A4)
注文したのは「烏賊刺し」に「フグ刺し」に「鯛茶」だ。
その前にまずは明日以降の食事の予約をしようとしたが、「もつ鍋のよしむら」は電話に出ない。佐賀の「まねき寿司」は水曜日は予約で満席でそれ以外は営業していないという。コロナの余波で「まん延防止等措置」の制約で平日は営業していない店が多いようだ。困りました。
まずは生きのいい「よし田」名物の「烏賊刺し」。大分産だという。呼子は最近は烏賊が取れないらしい。(写真:A5)
新鮮なのでまだ烏賊は生きて動いています。こりこりした食感が何とも言えない。私はワサビのみで食べましたが、店のお勧めはワサビに塩を付けて食べるとその甘さがにじみ出てくるのだそうだ。
烏賊の残りは熱々の「げその天麩羅」にしました。(写真:A8)
この店で確実に皆様が食べられるのは「烏賊刺し」「鯛茶」。季節によっては「鯛刺し」「鯛しゃぶ鍋」「フグ刺し」「フク鍋」が加わり、「関サバ「関アジ」もよく出る品だ。
割烹よし田さんの人気商品は「呼子の烏賊刺し」に「鯛茶」が定番でこれらに尽きると思う。
次は私が食べたのは「ふぐ刺し」。正に季節のものだ。(写真:A6)
身が厚くて食べ応えあり美味しかった。
そして〆は「鯛茶」です。(写真:A7)
まずはそのまま「鯛を刺身でそのまま」食べる。次に「白いご飯に鯛を乗せて一緒に」食べる。そして「残りの鯛と出汁汁と共に茶碗に入れてお茶漬け」にして一気に食べる。これが堪らない。別格の味だ。満足です。もう極楽ですね。「鯛茶三変化」と相成りました。「鯛だけで良し」「白米とでも良し」ましてや「鯛の身に白米にお茶漬け」となればいうことなし。店にはかなり接待客が訪れていました。平日ということもあり、企業戦士が久し振りに取引先を出汁にして接待し、美味い物を喰いに来ているのでしょうか?酒の量が半端ではなかったようでした。
こうして博多の第一夜は終えました。
二日目は熊本に行くことにした。