「手前勝手世界食物語、第288話」

「聖路加の病院食」
「世界一高いレストラン並みの高級料理店」、それが「聖路加国際病院」の「入院食」だろう。私の入院は木曜日の午前10時から金曜日の午前10時までの約24時間だったが、正午をまたぐ為2日分の入院費を取られる。1泊二日の計算で差額ベッド鯛@63000円だった。出た食事は3食。メニューをご紹介しよう。最初の食事は「昼食」だった。「主食=発芽玄米ご飯150g」、「牛乳125mm」「鶏の薬味焼、南瓜煮物付き」「大根と三つ葉の和風マヨネーズ和え」「ピーマンおかか炒め」でエネルギー581.6kCAL、たんぱく質27.3g、脂質14.6g、食塩相当量2.68gとなっていた。次は午後6時からの「夕食」だ。メニューは「主食=発芽玄米ご飯150g」「季節のフルーツ小」「コンャ<Xープ、トマト入り」「鮭ムニエル50g」「サラダ=白菜、ノンド・レフレン」「きのこャeー」で、513.8KCALとなっていた。因みに翌朝の「朝食」は、ご飯は例の発芽玄米、「フルーツオレンジ」「味噌汁=サツマイモ、長葱入り」「海苔パック」「厚揚げなめこ卸」「キャベツのゆかり和え」、489.2KCALでした。これは6万円の入院差額ベッドに含まれていたものですが、味はほどほどに美味しく、とても病院食だとは思えないものでした。とはいえやはり高いことには変わりません。「聖路加に入院しようなどと思わないことだ」とはいえ、もうそう長くない人生、残り少ないあと10年そこそこか精精20年なのだろうから、少しは贅沢をしよう。「お金は使ってこそ意義がある」と思っています。
以上、聖路加国際病院を退院した直後の勢古口が東京からお送りしました。

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