「手前勝手世界食物語、第290話」

「うさぎの肉」
兎の肉は以前浅草橋の店で食べたことがあるが、今回は「人形町」の「フレンチレストラン」でだった。その店は人形町交差点から10mほど水天宮寄りのところにある小さな店で入口にフランス国旗が飾ってあった。「小さなパリのレストラン」というところか?イタリアならば「バール」、スペインならば「バル」のような庶民的な雰囲気の店で価格もリーズナブルだし、ワインも安いという。ワインリストには「仕入れ価格に2000円以下しか乗せてませんから、高いワインほど安い」書かれていた。何種類か頼んだが、<.b>「店のお薦め」というのが「うさぎの肉」だといいうので注文して見た。確か@1200円だったと思う。実は聞いてみると「うさぎ」だけでなく、その他「豚、鶏」等を一緒に混ぜて焼き上げ、デミグラス風メ[スで仕上げているという。形が面白いね。「うさぎの顔」だ。まあ、「変り種のハンバーグ」のような食感だった。友人に連れて来られたのだが、人形町は飲食店の数も多いし、きっと過当競争なのだと思う。近くにオフィスもあるが、それほどでもないし、逆に地元の人が住んでいるのが多いほうかも知れない。大手町、日本橋、茅場町、兜町とそれぞれある程度一定の距離もあり、お客の確保には大変な努力と知恵が必要なのだろう。また不思議と「老舗」の料理屋等が多いのもこの町の特徴でもあるのだが。
これから南米の旅に出掛けます。来週またお目に掛かりましょう。勢古口が東京からお送りしました。

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