漸く「株主優待」で「6月の歌舞伎座杮落とし」を観劇することが決った。毎日、歌舞伎座の前を通るが、兎に角凄い人の波だ。一幕だけの立ち見観劇の人の列も凄い。歌舞伎人気沸騰の感がある。来月はいよいよ歌舞伎座だ。座席は2階席最前部左ブロック通路側だから、ほぼ「花道」の真上ということになる。出し物は「壽曽我体面」と「新古演劇土蜘」だ。仁左衛門、菊之助、海老蔵、七之助、愛之助、菊五郎、吉右衛門、三津五郎らの出演だ。楽しみである。
2013年の映画のお話し
映画「ビトレイヤー」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年72作目)
イギリスの警察官が犯罪者と警察内部の不正をあばくというもの。イギリスの銃の事情が垣間見ることが出来る。
映画「孤独な天使たち」(銀座シネスゥッチにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年73作目)
イタリアの14歳の少年は友達を作らない。1週間のスキーウイークに行った様に親には思わせ、自宅アパートの地下室に隠れて閉じこもる。そこに異母姉が現れる。彼女は麻薬が切れた禁断症状だった。そんな二人の男女の1週間を描く。
映画「偽りなき者」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年74作目)
オランダの田舎町に住む42歳のルーカスは妻と離婚し息子も養育権も失っていた。彼は幼稚園に勤務していたが、一人の少女の嘘で変質者とされ村八分になってしまう。正に悲劇だ。最後が恐ろしい。
日経新聞5月10日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価では、「孤独な天使たち」が4つ星、「藁の盾」が3つ星、「LAギャングストーリー」が3つ星、「17歳のエンディングノート」が3つ星、「私が靴を愛するワケ」が2つ星、「モンスター」が3つ星、「戦争と一人の女」が3つ星でした。
「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」
「シノプスシ219」
「深重の橋」上(澤田 ふじ子 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年140冊目)
「深重の橋」下(澤田 ふじ子 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年141冊目)
室町時代後半、応仁の乱を挟んで生きた一人の男の半生を描く超大作。