「手前勝手世界食物語、第305」

「海員閣」
日曜日に中華街を訪れたので、いつも行く「香港路」の小さな名店「海員閣」に行った。ところが「午後5時まで休憩中」となっていた。これまでは土日休日は午後の休みはなく営業していたが、どうしたのだろうか?コックさんの高年齢化か?客足が減ってきたのか?まあ両方が考えられる。特に店の経営者でレジを預かる小母さんは、本当に歳を取った。髪が白くなり、背中が曲がり、本当に老婆になったなあと思う。私自身は40年も通っているから余計そう思うのかなあ。食べたのはダイエット中ということもあり、「シュウマイ」と「車海老の殻煮」、そして「牛バラ煮込み」を注文。これまでだと更に「アワビと野菜のうま煮」を食べたのだが、それだと腹12分目となってしまうので、止めた。何を食べてもこの店の料理は美味いし、ボリュームもある。だが、他の客は殆どが「麺類」を頼む。何でこの店でそれも並んでまでして麺なのか?実にもったいない。一番のお薦めはやはり値段は高いが(@3000円以上)車海老の殻煮に限る。これを手を使ってむしゃむしゃと食べるが、本当に究極の味を楽しめる。殻付きの車海老を醤油ベースでたっぷりのニンニク、生姜と合わせて炒めてあるが、このニンニクがまた美味しく、思わず食べてしまうのだ。ちょっと並んだら、ぜひ召し上がってください。「シュウマイ」も美味いよ。一番先に出てくるから、他の料理が出てくるまでの繋ぎには絶対にシュウマイです。
以上、800回目を迎えた「J REPORT」を勢古口が東京からお送りしました。これからも宜しくお付き合い下さい。

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