「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「最後の決闘裁判」(TC日比谷にて)私的評価★★★★(今年85作品目)
1380年代シャルル6世統治下のフランス。実話だとか。ノルマンディの一人の領主で準騎士はイギリスで戦ったりしていた。留守中に元友人の男に妻がレイプされた。妻は夫に訴え、夫は遂に国王に訴えた。相手は否定したため、神に判断を仰ぐということで決闘をして勝利したものが正義とすることになった。負ければ妻は火炙りの刑となる。果たして神の判定は、そしてその結果は?

「アワー・フレンド」(脛スイッチ銀座にて)私的評価★★★★(今年86作品目)
アラバマに住み小学生の女子児童が二人いる家族。妻が癌になり余命6ヶ月と伝えられたその前後数年間を描く。家族愛、夫婦愛なのだが、夫婦には共通の男性の友人がいて、彼はニューオーリンズでの仕事を辞めて、住み込みで看護を行うという献身的な活躍をする。そんな親友との姿に感動させられた。

10月29日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「モーリタニアン 黒主の記録」が5つ星、「MONOS猿と呼ばれた者たち」が4つ星、「芸術家・今井次郎」が2つ星、「老後の資金がありません」が2つ星、「そして、ンは渡された」が2つ星、「場所はいつでも旅先だった」が2つ星、でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」「RUN」」「一秒先の彼女」「プロミッシング・ヤング・ウーマン」「イン・ザ・ハイツ」「キネマの神様」「モロッコ 彼女たちの朝」「虎狼の血 レベル2」「サマー・オブ・85」「くじらびと」「アナザーラウンド」「アイダよ、何処に?」「クーリエ」「コレクティブ」「DUNE 砂漠の惑星」「最後の決闘裁判」「アワー・フレンド」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケットを友人ご夫婦に譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇「御摂勧進帳」「夕顔棚」
7月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「身替座禅」「御存 鈴ヶ森」
8月花形歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「真景累ヶ淵 豊志賀の死」「仇ゆめ」
9月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇(近江源氏先陣館・盛綱陣屋)
10月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇(天満宮采種御供・時平【読みはしへい】の七笑)「太刀盗人」
11月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇予定。
「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。
7月場所は名古屋のため観戦は中止。
9月場所は11日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。
7月は釧路に避暑に。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「父の形見」(稲葉 稔 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★★(今年213冊目)「研ぎ師人情始末」シリーズ第13弾

「斬雪」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★★(今年214冊目)「風の市兵衛 弐」シリーズ第30弾

「すみれ飴」(坂井 希久子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年215冊目)「花屋・居酒屋ぜんや」シリーズ第11

「桃湯の産声」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年216冊目)「湯屋のお助け人」シリーズ第2弾

「そして、バトンは渡された」(瀬尾 まいこ 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年217冊目)
2019年本屋大賞受賞作

「元彼の遺言状」(新川 帆立 著)宝島社文庫 私的批評眼★★★★(今年218冊目)