「鯛茶」

「手前勝手世界食物語、第597話」
「鯛茶」
鯛茶は色々なところでそれぞれの物があるのだろうが、私の一押しは「博多 割烹よし田」の鯛茶だ。この欄でも何度かご紹介したが、博多に行く時は必ずと言ってもいいほど鯛茶を食べに行った。今「割烹よし田」は店を改装中ということで伺うことが出来ないので仕方なく、違う店の鯛茶をネットで買い求めた。「割烹よし田」の名物はまず「呼子の烏賊」、「関鯵」、「関鯖」、「天麩羅」そして勿論〆は「鯛茶」だ。
今回は冷凍の玄界灘の鯛の刺身に味噌に漬けたものをお茶漬けにした。(写真:S1)
山葵、海苔等を入れて出汁を入れてお茶漬けにする。(写真:S2)
まあ冷凍だから仕方がないが、本来ならば生きのいい鯛を食べたかった。割烹よし田では鯛茶は、まずは刺身そのままで、そしてご飯の上に乗せて鯛の刺身と一緒に、最後にお茶漬けにして楽しむのが本来だ。名古屋名物の「鰻のひつまぶし」と一緒の3度楽しめる食べ方でした。そこで「割烹よし田」のネット窓口で「鯛茶のタレと出汁」を買い求めました。結果は後日ご報告します。
以上、再びの梅雨しぐれからまたまた夏の残暑に見舞われている東京から勢古口がお送りしました。