「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「キネマの神様」(UC豊洲にて)私的評価★★★★(今年58作品目)
松竹大船撮影所で助監督をする若者を中心にして美人女優や映写技師、そして近所の食事処の女性のその50年後の世界を描く。流石山田洋次監督でした。古臭い人情劇だけどね。

「ワイルドスピード ジェットブレイク」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年59作品目)
父親のレース中の死を巡る疑惑から発した兄弟の争い。そして全世界を破滅することが出来る新兵器の争奪戦なのだが、兎に角車何百台を壊してのカーチェイスと格闘が見もの。話の筋は殆ど関係ないな。

「明日に向かって笑え!!」(HTC有楽町にて)私的評価★★★(今年60作品目)
アルゼンチンの田舎町。皆で農協を立ち上げようとして集めた資金が金融危機で凍結されてしまうが、更に悪人に全額奪われてしまう。犯人は地元の人間で自分の農場の中に地下倉庫を造り数百万ドルを隠していた。農民たちはこれを奪い返そうと動き出す。

「モロッコ、彼女たちの朝」(TCシャンテにて)私的評価★★★★(今年61作品目)
夫を事故で失った女性と少女はパン屋を営んでいる。そこに未婚で妊娠中の若い女性が仕事を求めてやって来た。一度は断るのだが、見兼ねて泊めたのだが、その後結局パン屋を手伝ってもらうことに。この3人の女性たちの生き方を通じてモロッコというアラブ社会の断面を描く。そして出産を迎えるが、子供は養子に出すのだろうか?女性の微妙な感情が表情の変化で移されるという秀逸の映画でした。

「すべてが変わった日」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年61作品目)
70年代初めのアメリカ中西部。息子が落馬事故で急死し、残された嫁と孫息子がやがて再婚したが、突然再婚相手の実家に帰ってしまった。それを元保安官の老夫婦が訪ねて孫を引き取ろうとするのだが、相手家族らから激しい抵抗を受け大怪我をする。果たして解決策はあるのか?

8月13日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「モロッコ、彼女たちの朝」が4つ星、「フリーガイ」が3つ星、「ザ・スーサイド・スクワッド」が3つ星、「妖怪大戦争 ガーディアンズ」が3つ星、「ジョゼップ 戦場の画家」が3つ星、「レリック 遺物」が3つ星、「ドント・ブリーズ2」が3つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」「RUN」」「一秒先の彼女」「プロミッシング・ヤング・ウーマン」「イン・ザ・ハイツ」「キネマの神様」「モロッコ、彼女たちの朝」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケットを友人ご夫婦に譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇「御摂勧進帳」「夕顔棚」
7月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「身替座禅」「御存 鈴ヶ森」
8月花形歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇予定

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。
7月場所は名古屋のため観戦は中止。
9月場所は11日目を観戦予定。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。
7月は釧路に避暑に。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「幸くらべ」(倉阪 鬼一郎 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年150冊目)「小料理のどか屋人情帖」シリーズ第32号

「声なき蝉 上」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年151冊目)「空也十番勝負 決定版」シリーズ一番勝負

「声なき蝉 下」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年152冊目)「空也十番勝負 決定版」シリーズ一番勝負