「新しい外宮」

我々「初穂曳きの奉仕団」は外宮の一般参拝客より一つ中に入ることが出来て、そこで参拝となる。だが写真撮影は禁止なので真新しい内宮を観ながら「二拝二拍手一拝」して、足早に外宮を出る。その代わり、帰り道は「古い外宮」の真近を歩くことが出来た。流石20年の風雪に耐えてきたから、その屋根の「茅葺き」は苔むして枯れ果てていたのが印象的だった。建物自体はどっしりとしてまだまだ充分使えそうだったし、組み合わされた木材の空に伸びた部分に使われている「黄金」の輝きは決して衰えていなかった。内宮も外宮も入れる場所が身分によって異なる。例えば一番近くへ行けるのは「天皇陛下」それから皇族、首相等々の順で一般の人は外からしか拝めないのだ。その階級は4段階あるらしい。雨は更に一段と強くなってきた。こうして「伊勢詣り」の二日間は終わった。次回の式年遷宮は20年後ということは、私は85歳だ。果たしてそこまで生きていられるだろうか?生きていたら「御蔭詣り」には必ず行こうと思うのでした。
以上、伊勢から勢古口がお送りしました。18日金曜日からは「カナダ東部」で「紅葉」と「ナイヤガラの滝」を楽しんで来ます。

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