「手前勝手世界食物語、第331」
「からすみを食す」
台北の朝市で仕入れてきた「カラスミ」を食べることにした。手順書に従い、まずはカラスミの薄皮を剥ぐ。続いてお酒を両面に降り掛けてから、フライパンの上に乗せて火を通す。数分、表裏を焼いてから更にお酒を掛ける。その後薄く斜め切りにして、同様に薄く切った大根を乗せて食べた。暖かいカラスミと冷たい大根、何かミスマッチのような感じがしたが、これが意外や美味しい。美味、珍味であるカラスミだが、ちょっと高過ぎるのが玉に瑕だが、やはり美味しかった。
以上、東京から勢古口がお送りしました。