「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「愛と闇の物語」(HTC有楽町にて)私的評★★★★(今年17作品目)
1945年エルサレム。英国統治下にあり、そこで起きた分割によるイスラエル独立。売れない作家の夫と美しい妻(ナタリー・ポートマン)に幼い息子の家族が直面する領土や人種間、宗教の違い等の問題を描きながら、生きる悩みを語る。

「ある人質 生還までの398日」(角川シネマ有楽町にて)私的評★★★★★(今年18作品目)
実話。2012年デンマークの体操ナショナルチームの一員だった青年ダニエルは怪我で代表を外れ趣味の写真家を目指す。そして行かされたのは内戦中のシリア。トルコから入国したその日にISISの一派に捕らえられる。こうして人質解放の交渉が始まるが、ダニエルはCIAだとみなされ拷問を受ける。だが彼はデンマークの写真家だと言い張る。交渉から最初はISISは70万ドルを提示するが、家族は45万ドルしか用意できない。政府はテロリストとは交渉しないと主張。結果屈辱されたとISISは200万ドルに値上げしてきた。果たしてどうなるのか?人質たちの苦しい生活に精神が壊れそうになる。救おうとする家族はどうするのか?迫真に迫る映画でした。

「ガンズ・アキンボ」(TC日比谷にて)私的評★★★(今年19作品目)
闇サイトの殺人ゲームに巻き込まれた男が如何にして脱出するのかを同時中継で描くという暴力一色の映画。こんなのが流行るの?

2月26日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「あのこは貴族」が4つ星、「DAU、ナターシャ」が4つ星、「二重のまち、交代のうたを編む」が5つ星、「夏時間」が3つ星、「ナタ転生」が4つ星、「ガンズ・アキンボ於」が3つ星、「MISS ミス・フランスになりたい」が3つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇。「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「ギフト」(原田 マハ 著)ポプラ文庫 私的批評眼★★★★★(今年40冊目)
21の短編集だが、泣かせるなよ!!!

「酒が仇と思えども」(中島 要 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★(今年41冊目)

「あきない世傳 金と銀 合流篇 十」(高田 郁 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★(今年42冊目)「同」シリーズ第10弾

「五右衛門の鍋」(風野 真知雄 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年43冊目)「味見方同心」シリーズ第3弾