「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「どん底作家の人生に幸あれ!」(TC日比谷にて)私的評価眼★★★(今年6作品目)
イギリスのある青年の半生を描く。彼は子供の時に継父に追い出されロンドンの工場で働かされる。だが金持ちの叔母が見つかり、これまでとは違った優雅な生活を送ることになる。しかし叔母が破産し、またどん底生活になるが、弁護士の悪事を見つけて叔母の家を取り戻す。彼自身は小説家として大成するというお話し。

「聖なる犯罪者」(TCシャンテにて)私的評価眼★★★★(今年7作品目)
アカデミー賞外国語映画ノミネート作品。実話だ。ポーランド。殺人で服役していた男が少年院を仮出所する。訪れた田舎町で偶然神父にされてしまう。しかし彼には独特の宗教観があり、それが人々を引き付ける。だが、ある自動車事故を巡る彼の対応に反対する人たちとの間にもめごとが起きるのだが、彼の宗教観の強さが示される。中々難じる宗教観だった。

「羊飼いと風船(シネスイッチ銀座にて)私的評価眼★★★★(今年8作品目)
チベットの羊飼いの家族を描く。夏休みに学校から戻った少年家族には、祖父と両親と就学前の弟が2人いた。妻の妹は尼になっていた。そんな家族を伝統的なチベット仏教の宗教観と現実との間の問題点を通じて現代のチベット族の姿を描く。題名の風船とは避妊具のことだった。

1月29日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「天国にちがいない」が4つ星、「花束みたいな恋をした」が4つ星、「おもいで写真」が3つ星、「ヤクザと家族 The Family」が3つ星、「心の傷を癒すということ」が3つ星、「名も無き世界のエンドロール」が2つ星、「天空の結婚式」が2つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇しました。

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目の桝席チケットをゲットしています。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「志保のバラ」(和田 はつ子 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年25冊目)「新・口中医桂助事件帖」シリーズ第1弾

「天下一の粥」(和田 はつ子 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年26冊目)「料理人季蔵捕物控」シリーズ第40弾

「駕籠屋春秋 新三と太十」(岡本 さとる 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年26冊目)