「月山の麓、寒河江の蕎麦」

「北へ、月山の麓」
「寒河江の蕎麦」
JR東日本の「大人の休日倶楽部パス」を利用して旅に出た。5日間東日本と北海道乗り放題の切符だ。まずは山形新幹線で山形経由寒河江に向かう。緑が濃い。遠くに月山が見えるがまだ山頂には雪が残っていた。寒河江の蕎麦屋が日経新聞に出ていたのでそこで美味しい蕎麦を食べようと思う。地元の人に道を聞いて漸く到着。ところが満席状態だ。仕方なく待つこと10分、席に案内されたが、畳の間にお客が一杯だ。メニューを観て「寒晒しそば」を頼む。「板蕎麦」というのがあるがどうも量が多過ぎるようだ。待つこと35分、やってきました。蕎麦の実を寒の寒さの水で晒したものだそうだ。ちょっと色は薄いこげ茶色。やはり一人前だが量が多い。しこしことした感触と蕎麦の旨味がぎっしりと詰まったような感じの蕎麦だ。これは美味い。鰊だとか色々サイドメニューもあったが、蕎麦だけを頼んで正解だった。量もこれ以上は食べられない。何しろ70歳代だと思われるおじいさんとおばあさんが二人で配膳しているので何事もゆっくりしている。危なく列車の時間になってしまうところだった。今度来るときはもっと早く来よう。さて、事前に時刻表を調べてあったのだが、用いた時刻表が2月のものだったので、3月の改正で殆ど変わっていて全く事前調査が役に立たなかった。それでも山形から仙山線経由で仙台、そして東北新幹線で新青森へと無事降り立った。ここで3S会の「さーさん」と待ち合わせだ。夕食は、地元の郷土料理の店に行く。「ふじつぼ」、「しゃこ」、「あすぱら」等々、「タケノコ」はアスパラガス大のもので皮付きを焼き皮をとって食べるのだが美味だった。珍しいものばかりを食べた。フジツボなど食べたことはなかったが、これが意外に美味しかった。いやあ、美味しかったです。

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