「今週の映画と本」

「今週の映画と本」 
「私の2020年の映画評価は?」 あくまでも私感ですからね!!
「私は金正男を殺してない」(HTC有楽町にて)私的評価眼★★★(今年100作品目)
マレーシアのクアラルンプール空港で起きた金正男殺害事件のドキュメンタリー映画。実行犯とされた二人の若い女性の証言と周辺を徹底的に洗っている。ご存知の事件だが、北朝鮮の関係者は全て海外逃亡し、残された彼女たちは死刑となる寸前だった。故意なのか、騙されたためなのか?真実が明らかにされた。

「異端の鳥」(TCシャンテにて)私的評価眼★★★★★(今年101作品目)
初めから最後まで驚愕の連続だった。第2次大戦下の東欧、一人の少年がジプシーやユダヤ人と見なされて迫害、差別、暴力を受けながら逃げ続ける姿から、戦争の恐ろしさ、非人間性、男女の性、人種差別等々人類の裏側を描く。白黒画面で少年の表情で彼の気持ちを示す大作でした。3時間近いのですが、今年一番の映画でした。心臓の弱い人は観られないかな?

「みをつくし料理帖」(UC豊洲にて)私的評価眼★★★★(今年102作品目)
高田郁原作。大坂にて洪水で両親を失った幼馴染の二人は、「みを」は女料理人として、「のえ」は吉原で太夫として生きる。彼女たちの半生を描くが、原作が面白いのをしっかり作品にしてくれている。

10月16日付け日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「スパイの妻」が4つ星、「星の子」が4つ星、「博士と狂人」が3つ星、「薬の神じゃない!」が4つ星、「靴ひも」が3つ星、「みをつくし料理帖」が3つ星、「アイヌモシリ」が3つ星でした。

「私の2020年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「ジョジョ・ラビット」「リチャード・ジュエル」「九人の翻訳家」「ナイブス・アウト」「男と女 人生最高の日々」「黒い司法」「ジュディ 虹の彼方へ」「パブリック」「シチリアーノ 裏切りの美学」「スペシャルズ」「TENET」「異端の鳥」
★★★★=「フィッツシャーマンズ・ソング」「パラサイト」「ダイントン・アビー」「風の電話」「偽りのゲーム」「スキャンダル」「ラスト・ディール」「ビッグ・リトル・ファーム」「ジョン・ドノバンの死と生」「世界で一番貧しい大統領」「ハリエット」「バルーン 奇跡の脱出飛行」「WAVES」「ブリット=マリーの幸せはひとりだち」「T34」{ジョーンの秘密}「オフィシャル・シークレット」「ミッドウェイ」「ある画家の数奇な運命」「フェアウエル」「ムヒカ」「みをつくし料理帖」

「2019年の映画はこんなでした」2019年は199作品の映画を観ました。
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディー」「グリーンブック」「運び屋」「こども食堂」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」

「2020 観劇シリーズ」 2019年の歌舞伎観劇は6度でした。
一月大歌舞伎=新橋演舞場(昼の部)
八月花形歌舞伎=歌舞伎座にて観劇(第2部と第3部)しました。
九月大歌舞伎=歌舞伎座にて観劇(第3部)
十月大歌舞伎=第3部を観劇予定。
大相撲=1月場所観戦。7月場所10日目観戦しました。9月場所は遠慮しました。

「2020年旅暦」
国内旅行は、3月の九州(博多、長崎、武雄温泉)。8月に壱岐の島。更に8月末には釧路へ。9月は東日本「麺の旅」でした。9月下旬に再び東北でした。ハワイがキャンセルになったので12月は沖縄に行くことにします。
海外旅行は、2月のハワイ。残念ながら5月連休の予定でしたハワイは中止になりました。次は8月もANAは運休となりました。またまた12月のハワイも運航中止でした。
これまでに行った国々の合計は72か国です。再調査の結果、アルゼンチンが抜けていましたので、72か国に訂正します。

「2020 本の記憶シリーズ」  2019年の読書数は、259冊でした。
「裏仕掛け」(氷月 葵 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年296冊目)「御庭番の二代目」シリーズ第14弾

「きずな水」(倉阪 鬼一郎 著)実業之日本社文庫 私的批評眼★★★(今年297冊目)「人情料理わん屋」シリーズ第3弾

「捕り物に姉が口を出してきます」(神楽坂 淳 著)ポプラ文庫 私的批評眼★★★(今年298冊目)

「眠れない狂四郎四」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年299冊目)「同」シリーズ第4弾

「武士の流儀四」(稲葉 稔 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年300冊目)「同」シリーズ第4弾