「久し振りの香港」

「J  REPORT 2014 12月第1週」
「リタイアメント・ノート 6年6ヶ月目」、
「VOL。875 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦55、久し振りの香港」
調べてみたらトランジットは別として香港には「2002年10月」以来の訪問だった。2004年から2008年までの間は全く海外に行っていない。08年は会社を辞めた途端に猛烈な勢いで海外旅行を始めたのだが、04年から08年までは最後の会社勤めをしていた時で一応全力で会社生活を送っていたのだろう。そう考えれば納得出来るが、なんと12年振りの香港だとは思わなかった。もう20度以上香港に行っているのでまともに回数を数えたこともない。過去のパスポート「1990年」以前のが見つからないので、回数は分からない。
第一日目(11月27日、木曜日)
成田空港ではいつものようにラウンジで掻き揚げ蕎麦とチーズとワインで腹ごしらえ。窓から観ると誘導路の中に穴が開き、そこに家があった。まだ成田闘争の反対派の家があるのだろうか?あれから40年近く経つのにと今更ながら驚かされた。ビジネスクラスの席に座る。香港まで5時間のフライトだ。機内食は和食を頼んだが、量が凄く多かった。半分以上を残して食べるのを止めた。香港の空港から列車に乗り、九龍駅に到着、バスに乗り換えてまずはホテルへ。九龍サイドのビジネスホテル「九龍ホテル」だ。一休みして目の前の「ペニンシュラホテル」に行く。皮のジャケットを作ろうと思ったが、値段がバカ高いので止めた。香港の物価も高いのと、円安効果でどうしようもない。疲れたので近くのレストランに行く。潮州料理の店(百楽潮州鮑魚飯店)だったが、物凄く高かったが、やはり美味しかった。アワビのステーキ、牡蠣のオムレツ(写真)、野菜炒めを頼んだが、どれも美味しかった。牡蠣は値段の割には美味しく、正解だった。オムレツの中に牡蠣が一杯詰まっていた。潮州料理はあっさりした味で日本人にも合うと思う。アワビが高かったが、直径5cmほどの小さいので一皿約1万円だったが、仕方ないな。食事の前に北京料理の店に行き、明日の夜の予約をした。明日は北京ダックだ。香港は気温25度、低い雲が立ち込めていて、香港島が霞んでいた。高い建物がどんどん立っていた。新しい街並みが出来ていて何か新しいところに来たみたいな風景だった。それでも歩いてみれば昔を思い出すが、香港も本当に変わって行くばかりだ。例の抗議デモは既に終息していたが、相変わらず工事があちこちで行われていて、香港の活動力には驚かされるばかりだ。食事の帰りに薬局に寄った。肝臓の特効薬の「片仔黄」の値段を観たら、何と一箱6800香港ドルとなっていた。約13万円だ。以前は一箱3万円が相場だったが、なんでこんなに高いのか?理解に苦しむ。友人に買ってきてもらったのがまだ10箱ほどあるから不自由はしないが、この値段の高さには驚いた。

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