「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2020年の映画の評価は?」あくまで私感ですからね!!
「名もなき生涯」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★(今年26作品目)
戦時中のオーストリアの貧しい農村に暮らす農夫一家。召集令状が来たが、農夫は拒否。信条は人を殺せないし、ナチス政権には従えないということだった。その信念を貫き通せば、待ち受けているのは死刑。果たして彼のような弱者は救えないのか?1938年のことだった。

「恐竜超伝説 劇場版ダーウィンがやって来る」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年27作品目)
NHKの制作した恐竜物。6600万年前恐竜が全滅する直線の北米、北極、モンゴル、日本を舞台にした恐竜たちの生活を描く。子供たちが沢山来場していました。

「1917 命をかけた伝令」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★★(今年28作品目)
こんなすごい映画は観たことがない。全編ワンカットでのカメラワークも凄いが、ジャストタイミングで動くスタッフと俳優たち。内容な極単純な戦場を走る伝令なのだが、感動的でした。最高の映画を観た。

「チャーリーズ・エンジェル」(UC豊洲にて)私的批評眼★★(今年29作品目)
007の女性版だが、かなり劣る。

「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年30作品目)
シリーズ2作目もIT絡みでハッキングが原因で起きる殺人事件と謎の男エムの正体。最後の最後まで分からない。

「黒い司法」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★★★(今年31作品目)
1980年代に起きたアメリカはアラバマ州での出来事。貧しい黒人男性が突然逮捕され、殺人犯として死刑囚となった。ここに北部の黒人でハーバード出の若き弁護士がやってきて、彼の無実を証明しようとするが、白人優勢な土地柄から黒人差別の風潮で難航する。全ては警察と検察が仕組んだ嘘に嘘を重ねた裁判の結果だった。これを撥ね返そうとする弁護士。果たして結果は?人差別が未だに癒えないアメリカの現状を示した映画でした。

2月28日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「レ・ミゼラブル」が4つ星、「娘は戦場で生まれた」が4つ星、「初恋」が3つ星、「子供たちをよろしく」が3つ星、「黒い司法」が3つ星、「野生の呼び声」が3つ星、「ソン・ランの響き」が3つ星でした。

「2020年の映画、私的評価表」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ジョジョ・ラビット」「リチャリード・ジュエル」「九人の翻訳家」「ナイブズ・アウト」「男と女 人生最高の日々」「1917 命をかけた伝令」「黒い司法」
★★★★=「フィッシャーマンズソング」「パラサイト」「ダウントン・アビー」「風の電話」「偽りのゲーム」「スキャンダル」

「2019年の映画はこんなでした」 2019年は199作品の映画を観ました。
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」

「2020 観劇シリーズ」 2019年の歌舞伎観劇は6度でした。
一月大歌舞伎=新橋演舞場(昼の部)・祇園祭礼信仰記「金閣寺」
                 ・御存「鈴ヶ森」海老蔵と息子勧玄君が出る。
                 ・新作歌舞伎「雪蛍恋乃滝」秋元康作演出
相撲観戦=1月場所観戦しました。 5月場所観戦予定です。

「2020 旅暦」
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)、昨年はハワイに4回行きました。

「2020 読書記録」 2019年の読書数は、259冊でした。
「半蔵女難」(牧 秀彦 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年56冊目)「婿殿開眼」シリーズ第6弾

「昼行燈阿蘭陀女」(和久田 正明 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年57冊目)「布引左内影御用」シリーズ第3弾

「あきない世傳 銀と銀 八」(高田 郁 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★★(今年58冊目)「同」シリーズ第8弾

「風の牙」(和久田 正明 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年59冊目)「八丁堀つむじ風」シリーズ第2弾

「迷い熊 奔る」(芝村 凉也 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年60冊目)「長屋道場騒動記」シリーズ第5弾