「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2020年の映画の評価は?」あくまで私感ですからね!!
「ナイヴス・アウト 名探偵と刃の館の秘密」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★★★(今年16作品目)映画ナイヴズ;アウト
いやあ面白かった。ベストセラー作家で大富豪の85歳の男の誕生日のこと。家族が集まったその夜、作家が自殺した。しかし警察は自殺か他殺かを疑った。そこへ現れたのが名探偵。匿名の依頼人から事件の捜査を依頼された。犯人は誰か?まずは介護を行っていたナースの若い南米出身の女性。そして家族たち。兎に角次々に事件は展開し、最後の最後までどんでん返しの連続だ。さて犯人は?キーは看護女性だ。彼女は嘘を付けない性質で、嘘を付くとすぐに身体が反応し吐いてしますのだ。まあ観てください。最高の推理ドラマです。

「バッド・ボーイズ フォー・ライフ」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年17作品目)映画バッドボーイズ
マイアミ市警のあばれ者刑事のマイクとマーカス。二人揃えてバッド・ボーイズ。嘗て捉えたメキシコマフィアの女首領が脱走して、当時の関係者を殺し始めた。実際に殺人を行うのは彼女の息子。マイクも殺されかけたが、何とか助かった。半年後彼女に立ち向かうのだが、実はそこには複雑な人間関係があったのだ。兎に角銃撃戦とカーチェイスの連続だ。

「AI崩壊」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年18作品目)映画AI崩壊
人類を豊かに安心して生活できるようにするシステム「AI」が突然暴走し、社会に不要な人間を抹殺しようとし始めた。設計者が犯人だと思われるが、彼は何物かの陰謀だと推理し、それらに挑むという近未来の世界を描く。最後に「AIは人間をしあわせにするのか?」という問いに対して設計者は「親は子供を幸せにするのか?」と答えた。

「母との約束 250通の手紙」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★(今年19作品目)映画は鳩の約束250通の手紙
実話。フランスを代表する作家の半生を描く。母と子の二人だけでポーランドからフランスにやって来て苦労してフランスに馴染もうとするユダヤ人親子。母親はニースで何とか成功するが、彼女は息子に大作家になることを望み、全てをその目的に向けて賭ける。そんな重圧を超えようと努力する者の歯車はかみ合わない。そして第2次世界大戦に突入したフランス軍に入った息子に母や何と250通もの手紙を出し息子を励ます。親の愛を感じる映画でした。

「偽りのゲーム」(UC豊洲)私的批評眼★★★★(今年20作品目)映画偽りのゲーム
二人の老人と老女がネットで出会う。老人は詐欺師、老女の財産と奪おうと計画するのだが、中々面白いね。

2月7日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「偽りのゲーム」が4つ星、「37セカンズ」が4つ星「プロジェクト グーレンベルグ」が4つ星、「ハスラーズ」が4つ星、「ロニートとエステイ 彼女たちの選択」が4つ星、「犬鳴村」が3つ星、「静かな雨」が3つ星でした。

「2020年の映画、私的評価表」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ジョジョ・ラビット」「リチャリード・ジュエル」「九人の翻訳家」「ナイブズ・アウト」
★★★★=「フィッシャーマンズソング」「パラサイト」「ダウントン・アビー」「風の電話」「偽りのゲーム」

「2019年の映画はこんなでした」 2019年は199作品の映画を観ました。
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」

「2020 観劇シリーズ」 2019年の歌舞伎観劇は6度でした。
一月大歌舞伎=新橋演舞場(昼の部)・祇園祭礼信仰記「金閣寺」
                 ・御存「鈴ヶ森」海老蔵と息子勧玄君が出る。
                 ・新作歌舞伎「雪蛍恋乃滝」秋元康作演出
相撲観戦=1月場所観戦しました。 5月場所観戦予定です。

「2020 旅暦」
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)、昨年はハワイに4回行きました。

「2020 読書記録」 2019年の読書数は、259冊でした。
「うき世櫛」(中島 要 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年40冊目)本うき世櫛

「浪人奉行 八ノ巻」(稲葉 稔 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年41冊目)「浪人奉行」シリーズ第8弾本浪人奉行

「夢の帆は永遠に」(倉坂 鬼一郎 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年42冊目)「南蛮おたね夢料理」シリーズ第10弾完結編本夢の帆は永遠に

「金四郎の妻ですが2」(神楽坂 淳 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年43冊目)「金四郎の妻ですが」シリーズ第2弾本金四郎の妻ですが