「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「ホテル・ムンバイ」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年145作品目)映画ホテルムンバイ
2008年に起きたインド・ムンバイでの若いイスラム教徒が起こしたテロ事件、実話だ。パキスタンから船で送り込まれテロリストたちは駅やホテル等人の集まる場所で無差別に銃撃を始めた。映画の舞台となったマハラジャ・ホテルには500名以上の宿泊客や従業員がいた。果たして彼らは助かるのか?

「ハミングバード・プロジェクト」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年146作品目)映画ハミングバードプロジェクト
2008年から10年に掛けて実際に起きた出来事。カンサスシティからニューヨークまで1,600kmを1m秒(0.001秒)の通信速度を競い株式市場でぼろもうけをしようという試みにチャレンジした人々のお話し。主人公は光ケーブルを敷設しようとするが、別の会社は電波塔を建てて対抗しようとするというもの。実話だから実にアメリカらしい発想だ。

「悪の華」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年147作品目)映画悪の華
盆地の地方都市の少年が中3から高3までの3年間を描く。そこに現れる3人の女と彼との絡み合いが見もの。偶然に好きな少女の運動着を盗み、それを見られた別の少女に心理的に支配されていく。屈辱の中にもそこに生まれるのは果たして愛なのか?非常に難しいお話しでした。題名はボードレールの「悪の華」からでした。

「パリに見出されたピアニスト」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★★(今年148作品目)映画パリに見出されたピアニスト
パリの駅にはだれでも自由に弾けるピアノがあった。そこで一人の若者がピアノを弾いていた。それを見たパリ国立音楽院の教授が彼の才能にほれ込んだ。しかし彼は不良仲間に唆されて盗みを半年に二度も行い警察に捕まっていた。だが教授の救いで半年の公共無償奉仕で罪を償う。掃除する場所は教授の教えている音楽院。だが彼は素直に成れなかった。天才だが努力しない若者を如何に指導してコンクールに出させるか?これが問題だった。クラッシク音楽が彼の人生を変えた。

「エイス・グレード EIGTH GRADE」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年149作品目)映画エイス・グレード
日本流にいえば「中学2年生」の女生徒、卒業直前の青春時代まっ只中の彼女の実生活を自らが語る。

「エンテべ空港の7日間」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年150作品目)映画エンテべ空港の7日間
1976年に起きたエア・フランス機ハイジャックを扱う実話。アテネ発の飛行機がハイジャックされウガンダのエンテべ空港に着陸した。ハイジャッカーの要求をイスラエル政府は交渉せずとしていたが、7日目に遂に空港に突入した。果たして人質は助かるのか?

10月4日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ジョーカー」が4つ星、「典座ボクと TENZA」が4つ星、「ジョン・ウィック パラベラム」が5つ星、「エンテべ空港の7日間」が3つ星、「ホームステイ ボクと僕の100日間」3つ星、「任侠学園」が2つ星、「蜂蜜と遠雷」が3つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」「記憶にございません」「今さら言えない小さな秘密」「アド・アストラ」「パリに見出されたピアニスト」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
相撲観戦=1月、5月、9月場所観戦しました。

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「破綻の音」(上田 秀人 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★★(今年202冊目)「町奉行内与力奮闘記」シリーズ第9弾完結編本破綻の音

「御奉行の頭の火照り」(佐藤 雅美 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年203冊目)「物書同心居眠り紋蔵」シリーズ第14弾本御奉行の頭の火照り

「ふうふうつみれ鍋」(坂井 希久子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年204冊目)「居酒屋ぜんや」シリーズ第7弾本ふうふうつみれ鍋