「68回目の仙台会」

「68回目の仙台会」
まあこれほど続いている会も珍しいだろう。20年に亙り68回目だから年間に直すと3-4回程度開いている。私が今年で70歳。大半は既に80歳を超えている。それでも昔話に花を咲かせて集まるメンバーたち。今回は有楽町の「ニュートウキョー」に集いました。(写真:仙台会)仙台会

「またあの日が」
昭和60年8月12日のあの日がまたやって来た。34年前のあの日私たち家族は、伊豆は下田の民宿にいた。偶然私は外にいた。それは午後6時半頃だった。何があったか、空を見上げると日の丸をつけたジャンボ機が飛んでいた。何故だろう。何故私は上を見たのだろう。何かに魅入られたかの如く上空を見上げたのだった。それから20数分後にその機体は御巣鷹山に墜落した。今でも忘れられない出来事だった。あの機には大阪に本社がある取引先の方が3人乗っていた。支店が日本橋本町にあり、何度も近くの鰻の名店「大江戸」で食事したことが思い出される。何故私があの機体を見上げたのか?今でも分からないが、きっと誰かの無念の気持ちが私をそうさせたのだろう。またあの日がやってきた。御冥福をお祈りする。

「十六夜の月」
ここのところ、猛暑と台風騒ぎで月を観ることがなかったが、台風一過漸く月が出ていた。それも十六夜の月だ。(写真:月)十六夜の月
まして台風の後だから空には雲一つない。実に美しい月だった。本来ならば秋の気配を感じなければならない時期なのだが、一体いつになれば秋の空気を味合えるのだろうか。