「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「ニューヨーク最高の訳あり物件」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★(今年105作品目)映画ニューヨーク最高の訳あり物件
元妻と現妻が同居?金持ちの男性に捨てられた彼女たちが同じマンションの一室で生活することになる。夫は既に新しい若い女性と生活を始めている。捨てられた彼女たちは一体何をするのだろうか?いかにもアメリカ的な生き方のお話しでした。

「ゴールデン・リバー」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年106作品目)映画ゴールデンリバー
原題は「シスターズ兄弟」。ゴールドラッシュに沸くサンフランシスコの郊外で金を探す男たちが、金の欲を巡って殺し合うというお話し。最後が意外に心休まる。

7月12日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「トイストーリー4」が3つ星、「ゴールデン・リバー」が3つ星、「三人の夫」が4つ星、「ハッパGOGO~大統領極秘指令」が3つ星、「アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲」が2つ星、「ダイナー」が3つ星、「えんとこの歌」が4つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて=高時。西郷と豚姫。素襖落。外郎売
歌舞伎座緞帳、鳥、清水建設(写真:K1)K1
同上(写真:K2)K2
緞帳、富士山、永谷園(写真:K4)K4
「七月大歌舞伎」(写真:K3)K3
幕(写真:K5)K5
昼の部、第一幕「高時」-鎌倉幕府執権の北条高時の宴の場で、安達三郎が高時の愛犬を打ち殺したための命乞いの物語。明治17年に初演された「歌舞伎十八番」の一つ。歌舞伎十八番とは市川家のお家芸のこと。明治天皇が初めて歌舞伎をご覧になったのが、この演目で、「高時が天狗と踊る場面が面白い」と申されたとか。
第二幕「西郷と豚姫」-幕末の京都のお茶屋のお玉(身体が大きいので渾名は豚姫)は西郷に恋をする。西郷は今にも切腹の沙汰が下ろうとしており、二人は心中を考えるという恋愛物語。お玉役を中村獅堂が演じたのに驚く。
第三幕「素襖落」―太郎冠者が伊勢参りに向かうに当たり挨拶に伺うがそこで酔いつぶれる。大酒飲みの太郎冠者が面白い。
第4幕「外郎売(ういろううり)」-これも歌舞伎十八番の一つ。今回の演目の目玉で海老蔵扮する外郎売と息子の観玄君が出演し、観玄君が何と3分にも渡り早口言葉を述べるというもの。大人気で満員でした。因みに外郎とは中国から伝えられた万能薬で、昔も今も小田原でのみ製造販売されている丸薬。
歌舞伎座=八月大歌舞伎観劇予定

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーをしました。7月に4S会で壱岐の島から長崎へのと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に、そして9月はG46の仲間と北海道へ競争馬を観に行く予定。
海外旅行は、2月と5月のハワイ。8月もハワイの予定。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「そりゃないよ」(野口 卓 著)集英社文庫 私的批評眼★★★★(今年138冊目)「よろず相談屋繁盛記」シリーズ第3弾本そりゃないよ

「献上の祝酒」(千野 隆司 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年139冊目)「下り酒一番」シリーズ第3弾本献上の祝酒

「舌戦」(上田 秀人 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年140冊目)「百万石の留守居役」シリーズ第13弾本舌戦

「標的」(金子 成人 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★★(今年141冊目)「追われもの」シリーズ第3弾本標的

「帰郷」(浅田 次郎 著)集英社文庫 私的批評眼★★★★★(今年142冊目)本帰郷
本当に作家の知識と描き方に脱帽。抜群のセンスだ。反戦小説だというが、まさに人間ドラマだ。