「東寺特別展」

『J REPORT 2019年4月第1週』
「リタイアメント・ノート 10年10か月目」
「VOL.1101号 SINCE AUG.12th,1983」
「国宝東寺特別展」
上野の東京国立博物館で開催されている「東寺特別展」の初日に行ってきた。(写真:T1)T1
東寺は空海が建てた「真言密教」の寺だ。多数の国宝が出展されている。今回写真撮影が許されていたのが、国宝「帝釈天騎象像」だ。まずはご覧あれ。(写真:T2)T2
(写真:T3)T3
(写真:T4)T4
入り口はこんな感じ。(写真:T5)T5
では、パンフレットから仏像の数々を見て行こう。(写真:T6)T6
写真右上は国宝「持国天立像」。左上は同じく国宝「増長天立像」。中央の一段と大きいのは国宝「帝釈天騎象像」。
先ほどの写真のものだ。そして下の右は国宝「降三世明王立像」。左は国宝「軍茶利明立像」。
空海の筆になる書状「風信帖」(国宝)もあった。書体は違う3通の書だが、その見事な達筆さには流石だなあと感動させられる。この書を見るだけでも意味があると思う。(写真:T8中央)T8
写真左は、現存する最古の彩色の「両界曼荼羅」だ。
空海の書状の下は、空海自身が唐から持ち帰った「密教法具」だ。「五こ杵」「五こ鈴」「金剛盤」。
写真中央は、平安京の入口の羅城門に祀られていたという「兜跋毘沙門天立像」。(写真:T7)T7
写真左は、「金剛虚空蔵菩薩坐像」。右は「法界虚空蔵菩薩坐像」。
東寺は、平安遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立された。唐で新しい分強である密教を学んで帰国した弘法大師・空海は、823年に嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場としたとのこと。
「空海と仏像曼荼羅」と銘打った催しだが、初日にも関わらず大変な人出でした。
仏像好きな方には目を離せない特別展でしょう。