「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「ブラック・クランズマン」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★★(今年48作品目)
1960年代のアメリカ、コロラドで警察に就職した黒人の新人警官が潜入捜査に挑む。相手は白人至上主義、ユダヤ排斥主義のKKKだ。自分は電話でのみ、白人のパートナーを潜入させ犯罪を防止しようとするもの。実話だそうだ。面白いし、トランプ氏を皮肉っている。
「ROMA」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★★(今年49作品目)
アカデミー外国語賞受賞作。1970年年末から1971年の時代設定で場所はメキシコシティのローマという地区。上流階級の医師家族と家政婦の女性の日常を描くが、それがそんなにいいとは思わなかった。妊娠させられた家政婦に向き合う家族。そこから生まれる家族愛。「万引き家族」より良かったとは私は思わなかった。
「ビリーブ 未来への大逆転」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年50作品目)
ハーバードとコロンビア両大学法科スクールを首席で卒業し、最高裁判事に女性で初めてなった人のお話し。アメリカにも根強く残っていた男女差別に向かい合って差別撤回に動いた過程を描く。秀作でした。
「クローキンの見た桜」(角川映画有楽町にて)私的批評眼★★★(今年51作品目)
日露戦争で捕虜となったロシア兵は四国松山の捕虜収容所に入れられた。そこで地元の日本人看護婦との恋愛を描くが、ひ孫の女性が祖先だったロシア人クローキンの足跡を訪ね、思いがけないことが分かる。中々の感動作でした。
「ダンボ」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年52作品目)
子供の頃、観たダンボのイメージとは違うが、中々の面白さだ。象が飛ぶというのが奇想天外で楽しい。子供時代を思い出して懐かしかった。
3月29日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「リヴァプール、最後の恋」が4つ星、「ダンボ」が3つ星、「バンブルビー」が3つ星、「記者たち」が3つ星、「セメントの記憶」が3つ星、「こどもしょくどう」が3つ星、「ワイルドツアー」が3つ星でした。
「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」
「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」
「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
1月大歌舞伎=歌舞伎座にて
2月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
「2019 旅暦」
国内旅行は、1月に2度北海道と1度の佐賀武雄温泉。6月に孫を連れてハワイアンズに、更に6月末からは神奈川会の仲間と三陸に、7月に4S会で壱岐の島から長崎へと、そして9月は北海道へ競争馬を観に行く予定。
海外旅行は、2月のハワイ。5月、8月はハワイの予定。
「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「世直し綴り」(梶 よう子 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年56冊目)「番付屋新次郎」シリーズ第1弾
「花芒ノ海」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年57冊目)「居眠り磐音・決定版」シリーズ第3弾
「くたばれ宿敵」(沖田 正午 著)コスミック文庫 私的批評眼★★★(今年58冊目)「隠居大名始末剣」シリーズ第1弾
「寒雷ノ坂」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年59冊目)「居眠り磐音・決定版」シリーズ第2弾
「本所おけら長屋」(畠山 健二 著)PHP文芸文庫 私的批評眼★★★★★(今年60冊目)「本所おけら長屋」シリーズ第13弾
「定信の触」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年61冊目)「おれは一万石」シリーズ第7弾
「囲米の罠」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年62冊目)「おれは一万石」シリーズ第8弾