「大学は法政大戦」

「秋のフットボールシーズ・大学は法政大学戦」
富士通スタジアム川崎はどんより曇っていた。また嫌な記事を書かなければならないのかと思うと憂鬱になってくる。(写真:V1)V1
(写真:V2)V2
(写真:V3)V3
試合は法政大学のレシーブで始まる。自陣38ヤードから第一ダウンに始まり、オプションで16ヤード獲得。その後ランとパスが上手く組み合わさってダウン更新を重ねて、最後はQB8番1年生の小田賀がキープしてTD、10プレイ、ファーストダウン5回でのTDだ。キックも決まり、0:7.(1Q,8分54秒)(写真:V4)V4
1年生QB小田賀(法政二)はパスもさることながら、ランが素晴らしい。スピードもあり、今お香は後が恐ろしい。
母校はファーストダウンを3回続けるが結局QB1番3年の西澤がサックされ、ファンブル、しかしリカバーはしたものの結局はパント。法政も2回ファーストダウンをしたがパント。母校はパントを蹴ったのだが、法政のディフェンスがレシーブをファンブルし、それを80番荒井がリカバーして攻撃権を得た。しかしこのチャンス、ゲイン出来ず、FGを狙う。キッカーは9番廣田。見事ボールオン12ヤードから決めて、3:7。(2Q、9分44秒)(写真:V5)V5
法政はファーストダウンを3回更新したが、最後は母校陣内27ヤードからのFGを狙うが失敗。
母校も2回ファーストダウンを更新したが、やはりFG敵陣37ヤードからのロングキックを蹴るが低く外れる。
直後の法政はファーストダウンを2回更新したが、最後は第4ダウンにギャンブルで左サイドのパスが決まり、そのままTD、母校陣内43ヤードからのパスで、3:14とリードを広げる。(2Q、1分46秒(写真:V6)V6
このまま前半は終了。ハーフタイムショーだ。(写真:V7)V7
(写真:V8)V8
後半開始直後の母校の攻撃は1度ファーストダウンを更新するもパントとなったのだが、敵陣ゴール前5ヤードで押さえて、法政の攻撃となった。法政は真ん中のラインプレーで突破を図るが2プレーでず、第3ダウン、法政QBがサックされたのがエンドゾーンの中でタッチバックとなり、5:14。
20ヤードからの法政のフリーキックで試合再開、母校は2度ファーストダウンを更新したが、法政陣内20ヤードからFGを狙う。これが見事決まり、8:14と1TD差になる。(3Q、6分4秒)
法政はキックオフリターンもよく、自陣41ヤードからの攻撃となり、3回ファーストダウンを更新するもパント。
母校の攻撃はファーストダウン更新出来ず、これもパント。兎に角攻撃の幅がないのと、ランプレーが殆ど出ないから、当然パスも出ない。パスの精度も悪い。
法政の攻撃は、母校陣内41ヤードからランフェイクのパスを投げられ、ディフェンスが二人タックルを外され、あっという間にTDを上げられた。これが実は試合を決定付けたTDになってしまった。8:21(4Q、10分40秒)(写真:V9)V9
法政のキックオフで試合再開したが、リターンがロングランとなり、WR2番佐藤(3年)が敵陣12ヤードまで運ぶ見事なランだった。最後は3番RB薮田が中央突破しTD、15:21と追い上げた。(4Q、9分15秒)(写真:V10)V10
次のシリーズ、法政は2回のファーストダウン更新し自陣49ヤードからの第3ダウン、パスを投げたがこれを母校ディフェンスがナイス・インターセプトし、攻守交代。しかし母校は攻めきれず、QBサックされてしまい、大きく後退させられた。しかしここで最後の切り札、廣田の登場で、敵陣33ヤードからの何と49ヤードのFGを見事決めた。4Q、3分22秒、18:21となる。(写真:V11)V11
時間との戦いだが、法政はランで時間を消化して最後は二―ダウンで試合終了となった。
決め手のない母校攻撃陣には言うこともない。走れないQBは足も遅く、またパスが早ければいいが、これも緩いし、QBサックされかけても逃げきれないし、投げ捨ても出来ない。このまま彼を使うのか?コーチ陣は何を考えているのだろうか?もう一敗も出来ないのに部員数だけ多くてもろくな練習していないのではないのか?次の試合など観たくもないというのが本音だ。