「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ワンダー 君は太陽」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★(今年109作品目)
遺伝子の問題から奇妙な顔で生まれた少年の5年生の1年間を描く。いじめが根底にある中、両親や姉の愛、そして友情が美しい。アメリカならではの映画だ。大人も子供も感激出来る。

「それから」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年110作品目)映画それから
韓国映画。一人の作家志望の女性が小さな出版社に就職したその日、社長の妻が現れ愛人と間違われる。出てくるのは、本物の愛人の4人のみ。そこで起きる愛憎の世界を淡々と4人の会話で綴る。

「メイズ・ランナー 最期の迷宮」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年111作品目)映画メイズランナー
遂に完結を迎える。ゾンビ化した多数の人間から逃げるように壁の中に住む一部のエリート。しかしウィルスの脅威から逃れるためには免疫を得た若者たちの血液から血清を作るしかない。権力者に挑む免疫を持った若者たちの戦いも遂に終わるとなる。

「空飛ぶタイヤ」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼★★★★★(今年112作品目)映画空飛ぶタイア
中小企業の運送屋のトラックからタイヤが外れ事故が置き主婦が死ぬ。メーカーの調査では整備ミス。しかし、大企業の闇に潜むのはリコール隠しではないかと疑った社長が立ち向かう。相手は財閥系自動車メーカー、内部告発があるものの交渉は暗礁に。果たして汚名は削げるのか?面白かった。

「天命の城」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★★(今年114作品目)映画天命の城
1630年代の朝鮮半島。中国では南の明が衰え、満州族の支配する金、改め清が大群を持って攻めてきていた。朝鮮朝廷は首都を逃れ、山城に篭城する。王を支える家臣たちの意見は割れ、徹底抗戦派とごく一部の和睦派の鬩ぎ合いとなる。そして47日間の戦いが始まった。

6月22日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「女と男の観覧車」が4つ星、「告白小説、その結末」が4つ星、「祝福―オラとニコデムの家」が3つ星、「ガザの美容室」が3つ星、「ブリグズビー・ベア」が3つ星、「焼肉ドラゴン」が3つ星、「カメラを止めるな!」が4つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」「弧狼の血」「モリーズ・ゲーム」「モリのいる場所」「犬ケ島」「ゲティ家の身代金」「ファントム・スレッド」「ワンダー」「天命の城」

「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」
7月大歌舞伎観劇予定

国内旅行は、1月の東北。6月は北海道の予定。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)。7月のシアトル、8月のフィリピン(72)、そして9月はハワイの予定。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「べらぼうめ!」(金子 成人 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今109冊目)「若旦那道中双六」第3弾本べらぼううめ

「裁きの扉」(小杉 健治 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今110冊目)「若旦那道中双六」第3弾本裁きの扉

「フーテンのマハ」(原田 マハ 著)集英社文庫 私的批評眼★★★★(今111冊目)本ふーテンのマハ
いつもながら著者のペースは素晴らしい。

「葵の密使」(稲葉 稔 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今112冊目)「不知火隼人風塵抄」第2弾本葵の密使