「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「レディ・バード」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年99作品目)映画レディーバード
女性は必見かな?2002年アメリカはキャリフォルニアのサクラメントに住む高校3年生の女の子の一年を追う。正に青春真っ只中の人生には山あり谷あり、そして恋も初体験もある。そんな彼女の成長を描く。

「万引き家族」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★★★(今年100作品目)映画万引き家族
今年のカンヌ国際映画ショーで最優秀賞を獲得した作品。今年の日本映画では秀逸だろう。6人の家族に血の繋がりはない。あるのは生きるために一緒に生活し、その収入の一部を万引きで稼いでいるという点。それが絆なのか?彼らが生きてきた過去に何があったのか、何が彼らの絆なのか。兎に角主演のリリー・フランキー、安藤サクラ、樹木稀林の演技が良過ぎて、このコンビでなければ恐らく賞を取ることはなかっただろう。

「男と女、モントーク岬にて」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年101作品目)映画男と女
作家の男性が昔に別れた女を連れて訪れたのが、ロングアイランドのモントーク岬。よりを戻そうとするが女から断られる。男と女、すれ違いと思惑違いの人生。

「東海道中膝栗毛」(東劇にて)私的批評眼★★★(今年102作品目)映画やじきた
シネマ歌舞伎。

「ビューティフル・デイ」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年103作品目)映画ビューティフルデイ
ニューヨークに住む殺し屋兼人探しの名人への今度の依頼は州上院議員からのもので誘拐された娘を無事に取り戻して欲しいしいというもの。選挙キャンペーン中なので隠密秘とのことだった。悪人らの巣窟を襲い娘を奪還したのだが、逆に何者かに襲われ、依頼した議員も自殺?実は他殺か?してしまう。何が一体どうなっているのか?支離滅裂な出来事が次々と起こる。果たして美しき日は訪れるのか?

「羊と鋼の森」(TC日本橋にて)私的批評眼★★(今年104作品目)映画羊と鋼
若き調律士の物語。まあ何か感動がなかった。見る価値なし。

6月8日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「万引き家族」が4つ星、「ビューティフル・デイ」が4つ星、「VISION」が3つ星、「終わった人」が3つ星、「羊と鋼の森」が3つ星、「家に帰ると妻が必ず死んだふりとしています」が3つ星、「30年後の同窓会」が4つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」「弧狼の血」「モリーズ・ゲーム」「モリのいる場所」「犬ケ島」「ゲティ家の身代金」「ファントム・スレッド」

「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」

国内旅行は、1月の東北。6月は北海道の予定。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)。7月のシアトル、8月のフィリピン(72)、そして9月はハワイの予定。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「敦盛おくり」(佐伯 泰英 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今102冊目)「新・古着屋総兵衛」シリーズ第16弾本敦盛

「怪盗鼠推参」(稲葉 稔 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今103冊目)「怪盗鼠推参」シリーズ第1弾本ねずみ

「門前仲町」(荒崎 一海 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今104冊目)「九頭竜覚山 浮世綴」シリーズ第1弾

「毒花伝」(和田 はつ子 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今105冊目)「口中医桂助事件帖」シリーズ第15弾本毒花