「1971年の手帳」
私が総合商社の丸紅飯田に入社したのが、1971年、昭和46年だった。その時からの手帳は全てとってある。今回リフォームのために一時的に引越をするので荷物を整理した。すると新入社員の時の手帳が出てきた。(写真:手帳1)
中を観てみる。これはある会議のメモだ。取引先メーカーと商社との会議だが、そこには漢字と共にカタカナが書かれている。当時社内の公用文書はカタカナと漢字が用いられていた。だから当然我々も日常的にカタカナを書いていた。(写真:手帳2)
まるで戦前のような出来事だったが、それが当時の社内の常識だった。それから数年後にはカタカナは使われなくなった。
「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「ライオン 25年目のただいま」(TCみゆき座にて)私的批評眼★★★★(今年58作品目)
インドの田舎から列車に紛れ込み、5歳で迷子になった少年がオーストラリアへ養子に行き、25年後に別れた母と兄を探す旅にでるという真実のお話し。感動的でした。
「午後8時の訪問者」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年59作品目)
フランス映画。ある小さな診療所に勤務する若い女医のお話し。午後8時、入口のベルがなる。しかし診療時間は午後7時まで。彼女はドアを開けなかった。翌朝、黒人の少女の死体が付近で発見された。防犯カメラから8時にベルを鳴らした少女は誰かに追い掛けられていたらしく、開かないドアから逃げ去っていた。ここから女医は彼女の写真を元に彼女の名前を追い始める。次々と新事実が現われてくる。
「グレート・ウォール」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★(今年60作品目)
万里の長城の一つの伝説だという設定。宗の時代、ヨーロッパから黒色火薬の秘密を盗むためにやって来た二人組みが禁軍に捕らえられたが、その時60年ぶりに襲ってきたのが、モンスターだった。このモンスターを破るために彼らは奮闘する。面白いこと間違いない。
日経新聞4月14日(金)の「シネマ万華鏡」の映画評価によれば、「人生タクシー」が4つ星、「グレート・ウォール」が4つ星、「ぼくと魔法の言葉たち」が4つ星、「わすれな草」が3つ星、「ターシャ・テューダー 静かなる水の物語」が3つ星、「マイビューティーフルガーデン」が2つ星、「RELIFE」が2つ星でした。
「私の去年2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしは、ダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン」「グレイト・ウォール」
「2017 観劇シリーズ」
「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。
「2017 本の記憶シリーズ」
「下級武士の食日記」(青木 直己 著)ちくま文庫 私的批評眼★★★(今年85冊目)「幕末単身赴任」
「鹿鳴の声」(藤原 緋沙子 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年86冊目)「隅田川御用帳」シリーズ第12弾
「幽霊の耳たぶに穴」(風野 真知雄 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年87冊目)「穴屋でございます」シリーズ第2弾
「不忠」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年88冊目)「鬼役」シリーズ第21弾
これだけ続くシリーズだが、いつも面白い。