「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「クレヨンしんちゃん」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年84作品目)
孫娘たちのリクエストで観に行きました。

「ベン イズ バック」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年85作品目)映画ベンイズバック
ドラッグ中毒の息子が施設から逃げ出して帰宅してきた。しかし昔の悪い仲間から逃れられず、またまた悪の道に引き戻されようとするが、母親が必死に息子を追い掛け、元に戻そうとするのだが。

「パリの家族たち」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★★(今年86作品目)映画パリの家族たち1
映画パリの家族たち2
家族とは?が主題で、大統領になった女性が、妊娠出産し、母として妻として、そして国家元首として悩む姿や、一般の家族でも中心は母親だが、そこに起こる葛藤を描く。実に極々普通の家族の基本的なテーマを描く。母の日はアメリカから生まれたが、それがいつの間にか商業主義(その日にアメリカでは200億ドルが消費されるという)に犯され、最初の主催者自身が廃止運動を起こすことも示されている。母とは何なのか、問い掛ける映画でした。

「RBG 最強の85才」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年87作品目)映画最強の85才
アメリカ合衆国最高裁判所判事になった二人目の女性の実話。全て実写だ。1970年代に女性差別に立ち向かい、女性の権利を認めさせた偉大なる女性判事「ルース・B・ギングバーグ」氏は実に素晴らしい女性だ。今も判事を勤めている。

「武蔵 なぜ、戦う」(有楽町スバル座にて)私的批評眼★★★(今年88作品目)映画武蔵
今時、珍しいチャンバラ映画だ。剣豪宮本武蔵の幼年期から、京都での吉岡一門との闘い、そして巌流島での佐々木小次郎との戦いを描く。

5月31日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「さよならくちびる」が5つ星、「長いお別れ」が4つ星、「ゴジラ キング オブ モンスター」が3つ星、「アナと世界の終わり」が3つ星、「メモリー・オブ・サマー」が3つ星、「パラレルワールド ラブストーリー」が2つ星、「僕はイエス様が嫌い」が4つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月に2度北海道と1度の佐賀武雄温泉。6月に孫を連れてハワイアンズに、更に6月末からは神奈川会の仲間と三陸に、7月に4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は孫娘と一緒に再び壱岐に、そして9月は北海道へ競争馬を観に行く予定。
海外旅行は、2月と5月のハワイ、8月もハワイの予定。

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「金の記憶」(上田 秀人 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★★(今年104冊目)「日雇い浪人生活録」シリーズ第7弾本金の記憶

「親父の十手を受けついで」(小杉 健治 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★★(今年105冊目)「親子十手捕物帳」シリーズ第1弾本親父の十手を受けついで

「侠客」(門田 泰明 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年106冊目)「拵屋銀次郎半畳記」シリーズ第5弾本侠客

「肝っ玉千都丸」(倉坂 鬼一郎 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年107冊目)「廻船料理なには屋」シリーズ本肝っ玉千都丸

「父の海」(岡本 さとる 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年107冊目)「若鷹武芸帖」シリーズ第4弾本父の海

「たった一人の勲章 応戦1」(門田 泰明 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年108冊目)本応戦1

「たった一人の勲章 応戦2」(門田 泰明 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年109冊目)本応戦2

「麦秋至」

「麦秋至」
5月31日は暦によると「麦秋至」(ばくしゅういたる)、即ち「麦の取入れ時期になった」ということだ。
中国では北の地方は麦が、南の地方は米が産出される。そこで北では麦の収穫を終えると、いよいよ出撃の時期になったということで、軍を出陣させることを意味する。晩秋から初冬に植えた麦が冬を越えて春に収穫し、農民たちを動員しての戦いも準備完了、当時も今も軍事には食料や武器のロジスティックス(補給業務)が必要だ。この時期の重要さが分かるというもの。

「有楽町スバル座が終わる」
詳しくは知らないが、有楽町スバル座が今年の9月で廃業するという。有楽町駅前の有楽町ビルにある。(写真:スバル座1)スバル座1
多分銀座・有楽町界隈で最も古い映画館の一つだと思うが、ビルの2階にある小さな劇場だ。(写真:スバル座2)スバル座2
全ての席は常に自由席だが、どちらかというとマニアックな映画を上映していた。(写真:スバル座3)スバル座3
何か時代の流れを映している気がする。近くには13スクリーンを抱える大型映画館「TOHO CINEMAS 日比谷」があり、盛況を見せているが、スバル座は観客が減る一方だということなのか。まあ、いずれにしても映画ファンに取っては寂しい限りだ。

「日本橋七福神巡り1」

「日本橋七福神巡り1」
「茶ノ木神社・布袋尊」
日本橋人形町を中心とした地域に「日本橋出席」がある。それでは回って見ることにした。
まずは「茶の間に神社」だ。ここは「布袋尊」が祀られている。(写真:N1)N1
昔この土地は徳川時代約三千坪に及ぶ下総佐倉の城主、大老堀田家の上屋敷跡であって、この神社はその守護神として祀られたもの。(写真:N2)N2
社の周囲に巡らされた土堤芝の上に丸く刈り込まれた茶の木がぐるりと植え込まれ、芝と茶の木の緑が実に見事であったと伝えられている。今でも防災・生産の神様として信仰を集めている。(写真:N3)N3

「水天宮・弁財天」
水天宮の大きな建物が見えてきた。(写真:N4)N4
流石にたくさんの人が訪れている。小さな赤ちゃんを連れた家族連れが目立つ境内だ。(写真:N5)N5
知識としては、水天宮は安産の神様として名高いと思っていたら、実は境内には「弁財天」があったのに驚いた。(写真:N6)N6
久留米藩第九代藩主「有馬頼徳公」が加賀藩第十一代藩主「前田斉広公」と、宝生流能楽の技を競われた際、弁財天に願をかけ、見事に勝利を収め、それ以来、宝生弁財天と敬われている。芸事をはじめ学業・金運のご利益が名高いと現在に至るまで篤く信仰されている。(写真:N7)N7
因みに、水天宮本殿についても文政元年(1818)に江戸上屋敷(三田赤羽橋)の邸内に祀ったことが始まりだそうだ。

「中華料理 TEN」

「手前勝手世界食物語、第522号」
「中華料理 TEN」
この店も何度も紹介しているが、目玉は新幹線が見えるという位置関係。確かに東京を発着到着する新幹線が目の前を通過し、その他、東海道新幹線、京浜東北線、上野東京ライン、山手線が通っているから鉄道ファンにはたまらない場所だろう。
まずはメニューを眺める。(写真:食1)食1
ランプが可愛らしい鳥でした。(写真:食2)食2
本当は禁酒日だったのだが、思わず飲んでしまった。甕だし3年物の安めの紹興酒。(写真:食3)食3
名物の小籠包。これはまずまずの美味しさだ。(写真:食4)食4
この店のものは、小さなスプーン上に乗せられていることだ。これで皮が破れることが殆どない。だから中のスープを楽しめる工夫なのだ。よく考えられている。
鯛の刺身、中華風。(写真:食5)食5
値段の割に高い。がっかりだ。
重慶風麻婆豆腐、極辛。(写真:食6)食6
それでも大して辛くなかった。
最後は汁なし担々麵。(写真:食7)食7
まあまあかな。
以上、東京から勢古口がお送りしました。