「麦秋至」

「麦秋至」
5月31日は暦によると「麦秋至」(ばくしゅういたる)、即ち「麦の取入れ時期になった」ということだ。
中国では北の地方は麦が、南の地方は米が産出される。そこで北では麦の収穫を終えると、いよいよ出撃の時期になったということで、軍を出陣させることを意味する。晩秋から初冬に植えた麦が冬を越えて春に収穫し、農民たちを動員しての戦いも準備完了、当時も今も軍事には食料や武器のロジスティックス(補給業務)が必要だ。この時期の重要さが分かるというもの。

「有楽町スバル座が終わる」
詳しくは知らないが、有楽町スバル座が今年の9月で廃業するという。有楽町駅前の有楽町ビルにある。(写真:スバル座1)スバル座1
多分銀座・有楽町界隈で最も古い映画館の一つだと思うが、ビルの2階にある小さな劇場だ。(写真:スバル座2)スバル座2
全ての席は常に自由席だが、どちらかというとマニアックな映画を上映していた。(写真:スバル座3)スバル座3
何か時代の流れを映している気がする。近くには13スクリーンを抱える大型映画館「TOHO CINEMAS 日比谷」があり、盛況を見せているが、スバル座は観客が減る一方だということなのか。まあ、いずれにしても映画ファンに取っては寂しい限りだ。