「日本橋七福神巡り1」

「日本橋七福神巡り1」
「茶ノ木神社・布袋尊」
日本橋人形町を中心とした地域に「日本橋出席」がある。それでは回って見ることにした。
まずは「茶の間に神社」だ。ここは「布袋尊」が祀られている。(写真:N1)N1
昔この土地は徳川時代約三千坪に及ぶ下総佐倉の城主、大老堀田家の上屋敷跡であって、この神社はその守護神として祀られたもの。(写真:N2)N2
社の周囲に巡らされた土堤芝の上に丸く刈り込まれた茶の木がぐるりと植え込まれ、芝と茶の木の緑が実に見事であったと伝えられている。今でも防災・生産の神様として信仰を集めている。(写真:N3)N3

「水天宮・弁財天」
水天宮の大きな建物が見えてきた。(写真:N4)N4
流石にたくさんの人が訪れている。小さな赤ちゃんを連れた家族連れが目立つ境内だ。(写真:N5)N5
知識としては、水天宮は安産の神様として名高いと思っていたら、実は境内には「弁財天」があったのに驚いた。(写真:N6)N6
久留米藩第九代藩主「有馬頼徳公」が加賀藩第十一代藩主「前田斉広公」と、宝生流能楽の技を競われた際、弁財天に願をかけ、見事に勝利を収め、それ以来、宝生弁財天と敬われている。芸事をはじめ学業・金運のご利益が名高いと現在に至るまで篤く信仰されている。(写真:N7)N7
因みに、水天宮本殿についても文政元年(1818)に江戸上屋敷(三田赤羽橋)の邸内に祀ったことが始まりだそうだ。