「タイ旅行、後記」

「J  REPORT 2017 4月第1週号」
「リタイアメント・ノート 8年10ヶ月目」
「VOL。996号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「タイ旅行、後記」
暑かったタイでは、歩く度に汗をかいた。ところが現地の人は殆ど汗をかいているのを見たことがなかった。どうしてなのだろうか?不思議だが、恐らく慣れと汗腺が開いていて汗をかかない体質になっているのだろうか?まあ、先輩のA氏が言われていたが、「短パンでやるゴルフ以外はやる気がしない」というのは永くタイに住んでいるからなのだろうが、とてもタイでゴルフをやる気を私はしない。暑いより寒いほうがまだ増しだ。タイの水族館は素晴らしかった。決して涼しくはなく、冷房もきつくはなかったが、やはり水を観ると涼しげに感じた。(写真:水族館)

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この写真は人間が潜って劇をするのだが、そのために係員が鮫の侵入を防いでいるところだ。舞台の両側に一人づつ係員が出て、鮫を棒でつついて追い払っている。こうして安全に水中劇が行われるのだった。
さて、いつもは旅先では土産を買わないことを信条にしているのだが、今回は家族のために土産を買い求めてきた。まずは自分用に「メンソールの香り」がするもの、鼻の穴に入れてメンソールを吸う。(写真:土産1)土産1匂い
数年前にも買ったもので当時は鼻の穴に入れる二つの突起があったのだが、今回のは一つ突起だけの口紅型。次が高級歯磨き粉。日本で買えば数千円するという。夜寝る前に歯磨きをしておくと、朝目覚めた時の口の中が非常に綺麗だということでネットで人気の商品だという。(写真:土産3)土産3はみがき
最後が「染み抜きクリーム」。効果抜群だという話しで、これもネットで一つ1万円もするし、人気沸騰で中々手に入らないものらしい。(写真:土産2)土産2しみ抜き
お年寄りには必需品かな。そうそう思い出した。現地でタクシーに乗った時の事、中年女性の運転手だった。ところがフロントにある運転手の顔写真は全くの男性だった。分かりますか。彼女は彼だったのです。タイならではのことでした。

「SONYビルよ、さよなら」
50年近く数寄屋橋の角に建っていたソニービルが遂に3月末をもって閉鎖された。多分新しいビルが建つのだろうが、それにしてもソニーの栄枯盛衰を眺めてきたこのビルもソニー復権の兆が見えただけに、惜しまれる引退ではある。(写真:ソニービルの最後の雄姿)

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「てるみくらぶ でトラブル」

「てるみくらぶ でトラブル」
インターネットの格安旅行会社の「てるみくらぶ」が破産した。実は1月の「マルタ島旅行」はこの会社を利用して、格安でエミレーツ航空のビジネスクラスでの旅だった。成田ードバイ間がビジネスで旅行代金が40万円以下だった。最初からおかしな話しで完全な前金だったから変だとは思っていた。まあリスク承知で一度行きたかったマルタ島だったので利用したが、出発まで不安で一杯だった。その不安がどうも的中してしまったようだ。完全全額前金というのは異例で一度しか利用しなくて良かったと思っている。資金繰りが悪かったのだろうと想像していたが、その通りだったようだ。やはり大手の旅行会社のほうが少し高くても安心出来るなあと思うのでした。そういえばマルタ島では毎夕食、ワインが只で出て来たが、これってリピーター狙いのサービスだったのかなあ?

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「キングコング 髑髏島の巨神」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年47作品目)映画キングコング
南海のある島には巨大な生物たちが住んでいた。ここに調査のために上陸した人々を襲うのはキングコング。だがキングコングは人間の味方だった。

「どらえもん 南極カチコチ大冒険」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年48作品目)映画どれえもん
孫娘の栞と観に行きました。最後は歌を歌っていました。

「パッセンジャー」(TC日劇にて)私的批評眼★★★★(今年49作品目)映画パッセンジャー
遠い他の星へ移住する人たちを乗せた宇宙船では5000人の乗客が120年の冬眠に入っていた。しかし機器の故障で一人の男性が90年を残して目覚めてしまう。1年後、彼は孤独に耐えられなくなり、一人の美しい女性を目覚めさせてしまう。そしてその後宇宙船に重大な故障が発生した。果たしてその行方は?面白かった。お薦めですね。

「シング」(TCスカラ座にて)私的批評眼★★★(今年50作品目)映画シング
落ちぶれていた劇場主が回帰一発、歌謡コンテストを企画する。そこで起きる参加者との信頼と友情を描く。

「しゃぼん玉」(銀座シャンテシネにて)私的批評眼★★★★(今年51作品目)映画しゃぼん玉
都会で引ったくり強盗を繰り返していた青年が宮崎の田舎に突然現われ、転倒したスクーターから振り落とされていた老女を救う。そして彼女の家に住むことになるのだが、頑なだった青年の心が徐々に溶け出していく。ほのぼのとした映画でした。

「ジャッキー ファイースト・レイデイー 最後の使命」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★(今年52作品目)映画ジャッきー
JFKがダラスで暗殺された日から、葬儀までの出来事を妻ジャッキーの回顧録として記者に話す内容の裏話。1963年11月23日(現地では22日)、ケネディー暗殺のニュースが衛星中継で届けられた時の驚きは筆舌に尽くせない。中学3年生の私は思わず涙したものだ。アメリカ人にとってはこの映画はやはり観なくてはならないものなのだろう。

日経新聞3月31日(金)の「シネマ万華鏡」の映画評価によれば、「ムーン・ライト」が4つ星、「ジャッキー ファースト・レイデイー 最後の使命」が4つ星、「はじまりへの旅」が3つ星、「レゴ バットマン ザ・ムービー」が3つ星、「暗黒女子」が3つ星、「まんが島」が3つ星、「世界でいちばん美しい村」が3つ星でした。

「私の去年2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしは、ダニエル・ブレイク」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「愛という名前のふたり」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」

「2017 観劇シリーズ」

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。

「2017 本の記憶シリーズ」
「天下流の友」(鈴木 栄治 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年75冊目)「口入屋用心棒」シリーズ第36弾本天下

「やっこらせ」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年76冊目)「わるじい秘剣帖」シリーズ第7弾本わるじい

「旅屋おかえり」(原田 ハマ 著)集英社文庫 私的批評眼★★★★(今年77冊目)本旅や
彼女の本はいつも面白い。

「危急」(上田 秀人 著)集英社文庫 私的批評眼★★★(今年78冊目)「辻番奮戦記」シリーズ第1弾本危急

「友よ」(今井 絵美子 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年79冊目)「便り屋お葉日月抄」シリーズ第10弾本友よ

「日本人の長寿の秘密」

「雑談、第7話」
「日本人の長寿の秘密」
「ヒート・ショック・プロテイン」という言葉をご存知だろうか。人間には免疫力がある。その免疫力を高めるのがHSP=ヒート・ショック・プロテインなのだ。自然治癒力である免疫力を人工的に高めるのがこのHSPだ。ではどうすればHSPがアップ出来るのか?その名の通り、加温効果によるものだ。即ち、身体を温めることでHSPというタンパク質が増加し、それが免疫力や運動能力を高めるというのだ。日本人は昔から温泉や銭湯が好きだが、正にHSPはこの加温のための入浴からもたらされるのだ。人間ではないが古くなって萎れたレタスを50度のお湯につけるとしゃんと新鮮になることをご存知の方は多いだろう。同じことなのだ。さてではどうすれば良いのかと言うと、40度から42度程度のお湯に8分から20分程度半身浴をする。42度ならば8分から10分程度、41度ならば10分から15分程度、40度ならば15分から20分といった具合だ。これを何度か繰り返すといいという。まあ嘘だと思うならば調べてみて下さい。NHKラジオで放送していました。結論としては、日本人は昔から温泉に入ったり、都市部では銭湯に入る習慣があり、且つ「和食」という健康食に見守られて長寿が達成で来ているのではないかと思っている。戦国時代から怪我をした武士たちが隠し湯的な温泉に浸かって治療していたのも、このような効果を偶然ながら認めていたからなのだろう。

「米倉庫跡地は今」
自宅マンションの隣は食糧庁の米倉庫だったが、2年前から建物が壊されていたが、ほぼ完了したようだ。すっきりして向こう側が観える様になった。あの米倉庫がなくなったので思いがけない風景が見えてきていた。右側から「某大手建設会社の技術研究所」、そして「芝浦工業大学豊洲校舎」、その他高層マンション群が見える。(写真:自宅マンションからの景色)

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米も余り食べられなくなり、今や日本人の食に締める割合は大きく低下しているのだろう。
夜になると景色も一変していた。(写真:夜景)
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「民進党結党一周年」

「民進党結党一周年」
その日は真冬に戻ったような寒い日で冷たい雨も降っていた。3月27日の有楽町マリオン前。国会の会議の合間を縫って駆けつけた議員達。代表の蓮舫氏の演説も何か空しく、少ない観衆も寂しい感じしか与えない。(写真:民進党1)

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さっと帰っていった。(写真:民進党2)
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国会では色々と問題が起きているが、国民が期待していたこととは裏腹な旧民主党の低タラクの印象が抜けない現状では活気を出せといっても無理か。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?89」
「交番の始まり」
江戸時代、保安上犯罪防止のために辻辻に「辻番所」と「自身番」が置かれていた。本質的な役割は一緒でも組織と系統が全く違った。「辻番所」は武家地の区域にあり、受け持ちは武家だが町人を取り締まることも出来る。一方、「自身番」は町人の住んでいる町内のみで、町奉行の監督下におかれ、町人以下を取り締まる。辻番所は最初武家が担っていたが、時代が過ぎるに連れて町人に運営を任されるようになり、次第に形骸化して安い賃金で雇われた老人などが務めることになっていった。こうした形式が明治になり警視庁が出来た後も日本特有の「交番」として発展、引き継がれていった。また「辻番所」は寛永六年(1629)に幕府の命によって創設されたが、1万石以上の大名は一家で一つ、また1万石以下は数家で一つ設けることになった。そして昼間は一人ないし二人が、夜は産院が詰めたのが普通だったという。

「桜は?」
早々と開花宣言した東京の桜だが、その後の寒波で蕾のままで膨らまない。写真は埼玉県浦和の「玉蔵院」の「井枝垂れ桜」だ。(写真:枝垂れ桜)玉蔵院の桜
もうほぼ満開だ。3S会のスーさんが送ってくれた写真です。一方、銀座三越の一階には、人工的な桜が満開でした。(写真:三越の桜)

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東京の桜の満開は4月5日だという。楽しみだ。

「たまには和食で」

「手前勝手世界食物語、第443号」
「たまには和食で」
西銀座インズの地下一階にある「東京銀座食堂」にはこれまで数回訪れたことがある。閑散としていたのだが、私が席に付くと直ぐに混み始めた。私は不思議とどこでも店に入ると客を呼ぶ特徴があるようだ。どこへ行っても、空いていても私が入ると混みだすのだ。福の神なのかなあ。ここは和食で今は「牡蠣」を勧めていた。
まずは「お通し」。(写真:食1)

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次は今が旬の「桜海老」を入れた「桜海老サラダ」。(写真:食2)
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更に「三種の刺身盛り合わせ」。(写真:食3)
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マグロ、はまち、鯛の刺身だが、まあまあか。
そして「あんこうの唐揚」。(写真:食4)
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最後に「出汁巻き」を頼む。(写真:食5)
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和食もたまにはいいものだ。ちょっと食べ過ぎてしまいました。
勢古口が年度末の東京からお送りしました。