「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「Mr.ノーバディ」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年39作品目)
元々政府の秘密特殊工作員だった男が普通の人の生活に戻っていたが、偶然が重なり、人助けをしたことからロシアン・マフィアとの争いに巻き込まれ、結局昔の自分に立ち返って力の限りを出し、悪を退治するというもの。意外に面白かった。

「ベル・エポックをもう一度」(シネスイッチ銀座にて)私的評価★★★★(今年40作品目)
倦怠期を迎えた夫婦。妻が夫を追い出す。息子が父に送ったプレゼントは、過去の人生に戻れるというもの。戻った時代は1974年。二人が出会った時、場所はホテル・ベル・エポックのバー。実はこれは役者たちが演技しその時代を再現するという舞台なのだ。そこで夫が見つけたのは、若き時代の妻の姿とその愛だった。魅力的なフランス映画で流石フランス流エッセンスが満タンに入っていました。

「ブラック・バード 家族が家族であるために」(TCシャンテにて)私的評価★★★★(今年41作品目)
不治の病に侵された女性が違法な安楽死を希望する。夫で医師の男性も同意し、家族が集まり最後の週末を迎えようとする。そこで家族内にも秘していたことが色々と明るみに出され家族愛が試される事態となる。果たして安楽死は成功するのだろうか?人間と生と死を見つめる傑作でした。

6月18付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「グリード ファストファッション帝国の真実」が4つ星、「RuN」が5つ星、「へんしん」が3つ星、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」が4つ星、「モータルコンバット」」が3つ星、「トゥルー・ヒストリー。オブ・ザ・ケリー・ギャング」が3つ星、「ブラック・バード」が3つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇。「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇。「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケット譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇予定

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「お腹召しませ」(浅田 次郎 著)中公文庫 私的批評眼★★★(今年114冊目)

「ぬれぎぬ」(沖田 正午 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年115冊目)「大江戸けったい長屋」シリーズ第4弾

「宴の代償」(佐々木 裕一 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年116冊目)「新・浪人若さま新左近」シリーズ第7弾

「大河の剣 三」(稲葉 稔 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年117冊目)「同」シリーズ第3弾

「幻の将軍」(氷月 葵 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年118冊目)「御庭番の二代目」シリーズ第16弾

「名もなき剣」(小杉 健治 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年119冊目)「義賊・神田小僧」シリーズ第4弾

「梅花下駄」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年120冊目)「照降町四季」シリーズ第3弾