「TOP8、VS日大戦」

「TOP8、第6節 VS日大」
前節までの5試合で、全勝は母校と法政大のみ、1敗が早稲田、2敗が日大となっていた。そして今週は「横浜スタジアム」で、最初に早稲田と法政、次に母校と日大の戦いが行われた。「今年こそ甲子園に」を合言葉にして何年経つのだろうか?本日2試合目の応援に横浜スタジアムに到着すると、前の試合、早稲田対法政戦は何と早稲田が優勝候補筆頭の法政を破っていた。この時点では無敗は母校のみだ。(写真1:試合前ハドル)

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(写真2:ハドルを解く)
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(写真3:コイントス)
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試合は一進一退でファンブルやパス・インターセプトのターンオーバーがあり、共にゲイン出来ない。

第2Q、残り11分18秒、母校のパスが敵陣ゴール内で奪われタッチバックになり、20ヤードからの日大の攻撃が始まる。着々と攻め寄せる日大。そして母校陣内28ヤードからの日大のパスを母校ディフェンスがパスカットし、攻守逆転。残り7分2秒、敵陣23ヤードから母校のFGは失敗。そして残り5分51秒、自陣34ヤードから、エースの29番李君は左サイドを一気に走り抜き、見事66ヤードのTDランを見せた。やはり素晴らしいランだ。あっという間に日大ディフェンスのセーフティーらを抜き去り、見せたその快足。現役プレーヤーでナンバーワンという評価通りの走りだった。感動的ランだ。TFPも決まり、遂に7:0と均衡を破った。李君はこれまでの5試合で770ヤード余を走っていると聞いた。この日も恐らく100ヤード近く走っているだろう。断トツの獲得ヤード数だ。残り1分59秒、母校陣内10ヤードからの日大のFGも失敗し、7:0で前半を終了。(写真4:前半戦のスコアボード)

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第3Q、残り9分49秒、QB12番米内君から7番蜂須賀君への29ヤードパスが決まりTD,TFPも決まり、14:0とリード。そして残り6分14秒、敵陣27ヤードからのFGが決まり、3点追加、17:0となった。
第4Q、残り8分24秒、敵陣40ヤードから12番米内君から19番田邉君へのパスが見事通りTD、TFPも決まり、24:0と大きくリードを広げた。更に残り4分45秒、敵陣16ヤードでのFGも決まり、27:0となる。完封勝利の文字が頭を過ぎる。日大も最後の足掻きでパスを連発し、残り1分10秒、母校ゴール前からのランプレーで一矢を報いたのか、27:6となり、2ポイント・コンバージョンは失敗し、これでゲームセット。歴史的な勝利を挙げた。(写真5:ゲームセット)
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(写真66:最終スコア)
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日大戦勝利は11年振りだという。(写真7:勝利のエール)
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(写真8:勝利の挨拶)
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(写真9:キャプテンたち)
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(写真10:マスコミの取材写真)
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この試合でよかったのは、パスディフェンスが非常に良かったことだろう。確かに最後に連続してパスを成功させられ完封出来なかったが、TDされないディフェンスをしていたので、ある意味中距離のパスを取られたのは仕方がない。パス・インタセプトもQBサックも出来ていたので、あとは如何にLBたちが動き捲くり、ランとパスを潰せるかだろう。
さあ、最終週での法政戦に勝てば文句なく関東制覇し、甲子園への道が開かれる。負けるとどうなるのか?現状で全勝が母校、一敗が早稲田と法政。この3校に優勝は絞られた。果たして三つ巴で得失点差での勝利が決まるのか?法政に敗れた場合、母校に優勝のチャンスはない。それとも母校の久々の優勝となるのか?勝つしか優勝の目はない。11月27日横浜スタジアムでの応援を願う。
話しは替わるが、ハワイ出身のコーチになって一番変ったことは「体力強化」だったという。まず身体造り、そのために筋力強化が最も重要視され、練習の中心はまずは身体からだったという。そのかいがあって、敵に負けない身体からのスピードあるプレーが出来るようになった。そのためには一日に8食の食事をしているというから驚きだ。