「高校フットボール・シーズンも始まる」

「高校フットボール・シーズンも始まる」
春の県大会に優勝し、関東大会も征した母校のフットボール・チームはシード校として2回戦からの出場だった。場所は母校の日吉陸上競技場。ここも人工芝のグラウンドだ。相手は野球の強豪校「横浜高校」。しかし、横浜は人数が少ない。ユニフォームを着ているのは20数名だ。一方、母校はオン・スーツ(ユニフォーム着用の意味)が66名、その他一年生は基本、身体が出来ていないのでノー・スーツでの試合見学だ。勿論一年生でオン・スーツのメンバーも4人いる。フットボールが日本でも人気が出て来たのは、勿論本場の素晴らしい試合もあるが、試合に出られるチャンスが必ずあるということだろう。野球やサッカー、ラグビーなどは試合に出してもらえる数に限りがある。しかし、フットボールの場合は、オフェンス、ディフェンス、それにキッキング・チームまであり、出場チャンスは4年間の間に限りなくあるということだ。4年間下積みだけで終わるのでは余りにも可哀相だ。(写真:コイントス)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

それでは試合経過を追っていこう。決勝までは1Q10分の40分の正式計時だ。残り6分03秒、横浜のパスを母校ディフェンスがインターセプト、ターンオーバーし攻撃県を獲得、すかさず40ヤードランでTD、TFPも決まり、最先よく7:0とリードした。そして残り1分31秒、母校QBがパスプレーで崩れながらもキープしてTD、TFPも決まり、14:0となった。まあ蒸し暑い日だ。これではフル出場している横浜はバテバテだろう。可哀相な位だ。そして直後の残り1分11秒、敵のパスをインターセプトしてそのままTD,TFPも決まり、21:0とリードを広げた。2Q,残り3分、母校オフェンスはランプレーでロングゲイン、そのままTDし、TFPのキックも成功して、35:0とする。更に残り0分50秒、敵陣5ヤードからのランプレーでTD,TFP失敗で、41:0と大きくリードして前半終了。一方的な試合となってきた。母校は既に2軍が中心で試合をしている。後半開始早々の3Q、母校はクックオフリターンでそのままTDしたかに見えたが、反則があり、50ヤードからの攻撃開始。そして3Q残り6分38秒、2ヤードのパスが成功して、TFP成功で48:0となる。このままでは「コールドゲーム」となってしまう。一つのプレーの連続写真をご覧あれ。(写真:1)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ショートパスが決まり、そのままランし、ファーストダウン獲得の場面だ。
更に残り6分12秒、横浜の攻撃だが、パスをインターセプトし、1年生のLB44番がそのままTDした。TFPも決まり、55:0となる。更に残り4分06秒、母校の攻撃でパスプレー崩れでQBがそのままランに切り替えてTDとなり、TFPも決まって遂に62:0となり、3Q終了した。ここでコールドゲームとなり試合終了だ。3Qまでで2時間と長い時間の試合になったが、母校の圧勝だった。
(写真:ハーフタイム)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:試合終了)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA