「母校、関東大会準決勝に勝利」

「母校、関東大会準決勝に勝利」
「関東高等学校アメリカンフットボール大会」の準決勝が始まった。6月12日の日曜日、駒沢公園内の「第2球技場」では母校「ユニコーンズ」対知徳高校(静岡代表)の試合が行われた。当初の天気予報では曇りだということだったが、太陽が降り注ぎ暑くなってきた。試合開始前、緊張の選手達だ。(写真:試合前1)

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このグラウンドは私自身も大学時代、何度も戦った懐かしの場だ。昔と何にも変っていないのが寧ろ驚きだ。いや、フットボールやサッカー用にスコアボードが新説されていた。さてコーチ陣が選手に最終指示を与えている。(写真:試合開始直前2)
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知徳高校は嘗ては三島高校と言う校名だったが、名称を変えたというからフットボールではかなり歴史のある学校だ。コーチ曰く「今年は勝てるチームだ」ということで春の練習試合では母校は40点も取られたというから強豪だ。コイントスの結果、母校がキックオフとなった。
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(写真:キックオフ)
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写真を撮っているとゲームがよく観ることが出来ないので、今回はゲーム展開のみにさせてもらう。キックオフを知徳がレシーブしたがゲイン出来ず。知徳の最初のシリーズは右オフタックルへのラインプレーが2本続くが2ヤードのゲインに留まる。第3ダウンはパスだったが、母校のディフェンスに阻まれ不成功。パントとなり、攻撃権は母校に移る。ハーフライン付近からの攻撃で徐々に徐々にゲインを重ね、遂にランプレーでタッチダウン(時間7分29秒)。最初のシリーズでタッチダウンとはさい先がよい。キックも決まり、7:0となる。その後一進一退だったが、1Q2分15秒、知徳がゴール前からのランプレーでTDを奪い、7:7の同点となる。2Q6分36秒、母校のパスプレーが見事決まりTD。これで14:7.更に前半残り31秒、パスが決りTDとなり、21:7とリードし前半終了。(写真:スコアボード)
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知徳のオフタックルへのリード・ブロッカーを付けたプレーが再三決まるが、肝心のところで母校ディフェンスの壁に阻まれた。また早いオープン攻撃で練習試合では大きなゲインをされていたというが、この試合では上手くオープン攻撃を防いでいた。かなり研究したのだろう。さて後半開始。3Q10分58秒、母校のQB、M君がオプションをキープし約30ヤードのTDとなり、28:7。更に3Q5分10秒、19番へのロングパスがサイドライン際に決り、そのまま見事なランに繋げ、60ヤードTDとなり、母校35:7となる。ここで母校はメンバーを入れ替え、所謂第2軍が登場。試合経験を積ませるということになった。流石知徳も二軍相手では強い。4Q9分17秒、ランプレーでTD,35:14となり、そのまま試合は終了となった。(写真:試合終了時のスコアボード)
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予想を覆して知徳に完勝した母校は19日に川崎で決勝戦を迎える。第2試合の佼成学園(東京1位)と日大鶴ヶ丘(東京4位)は14:0となり、決勝は慶應義塾(神奈川1位):佼成学園(東京1位)との戦いとなった。また応援に行こう。さて、本日の試合だが、知徳はラインメンの一部はオフェンスもディフェンスも行っていた。やはり層の薄さからだろう。それに対して母校は層が厚く、疲労度が後半の動きの悪さになったのだろう。しかし、高校の全国大会は秋だから、夏の合宿を経てまた変化があるのだろう。秋は面白そうだ。