「黄金のアフガニスタン展」
東京国立博物館「表慶館」で開かれている。数日前に入場者が１０万人を超えたと報道されていた。（写真：入口）
今もタリバンとの戦いに明け暮れているアフガニスタンだが、その昔「シルクロード」の十字路だった。古くはアレキサンダー大王により、その後は中国やインドとヨーロッパの交易の交差点として実は発展していた都市があった。忘れ去られていたアフガン北部の遺跡から多数の墳墓が見つかり、偶然にも盗掘されておらず、多数の黄金の装飾品等貴重な品物が発見された。残念ながらまたまた写真撮影禁止なので撮影可能のところで撮ったものだ。（写真：１）
（写真：２）
（写真：３）
（写真：４）
本当にこれが２０００年も前のものかと驚かされる貴重品ばかりだった。副題が「守りぬかれたシルクロードの秘宝」とあったが、これらはエジプトの王墓から見つかったものと同等の価値のあるものばかりだった。日本の高松塚古墳にあった王冠の原形のようなものも見つかっていることから、東西の文明の交流の模様が分かるというものだ。一度は観ておきたい展覧会でした。（写真：表慶館全景）
以上、梅雨入り直前の東京から勢古口がお送りしました。