「手前勝手世界食物語、第408」
「點(てん)」
有楽町駅前のITOCIA別館にはいつもいく映画館「ヒューマントラストシネマ有楽町」があるが、その3階にある中華料理店「點(てん)」に初めて入ってみた。(写真:點の看板)
結構広い店で「トレイン・ビュー」と銘打って有楽町駅を走る「新幹線」と「JR在来線」が見える客室もある。厨房の一部が外からも見え、中で点心を作っているのが見える。(写真:厨房の一部)
さてその日頼んだのは「胡瓜の酢漬け」と「茄子の酢漬け」と2種類の酢漬け。(写真:胡瓜)
(写真:茄子)
次が「小籠包」、いつもだと破れてしまい中のスープが出てしまったのを食べされられる店が結構あるのだが、個の店は小さなスプーン状の物の上に乗せられた小籠包でこれに黒酢を掛けてそのまま食べられた。これはなるほどと感心した。味は普通でした。(写真:小籠包)
最後にメインディッシュとして「牡蠣入り麻婆豆腐四川風」を頼む。まあ名前だけは立派だが、単に四川風麻婆豆腐に牡蠣が煮込まれていただけだった。だが一応四川風なので「山椒」はかなり効いていた。(写真:牡蠣入り麻婆豆腐)
「點(てん)」は日本人向けにかなりアレンジされた中華料理というところだろう。コース料理が多くて、アラカルトのメニューがちょっと少なかったし、値段もちょっと高かった。リピーターを獲得するのは難しいのではないかと思いました。
以上、勢古口が5月と言うのに既に真夏のような暑さの東京からお送りしました。