「餃子の天竜と、マントラ・カフェ」

「手前勝手世界食物語、第402号」
「餃子の天龍」
数ヶ月振りに「天龍」を訪れると店が移転していた。銀座2丁目は同じなのだが数十メートル離れた新築ビルの4階に移転していた。エレベーターで上がるとそこには大きな餃子の看板があった。(写真:天龍の看板)

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何度もこのコーナーでも紹介しているので改めて紹介はしないが、私はここの巨大餃子は銀座一の美味さだと思っている。もう40年近く通っている店だ。古い店は多分今後建替えられるのだろう。さて新しい「天龍」はどんなものだろう。聞きなれたレジの伯母さんの声はいつも通りで、まだやっているなと一安心。(写真:天龍の入口)
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入店待ちの場所が狭いので一階のエレベーター前に行列が出来ているらしい。店内は新しく綺麗なのだが、多分席数は以前の古い店の半分以下だ。だから流石に回転が悪い。これでは店側としては売り上げ半減ではなかろうか?そういう訳ではなかろうが、まずメニュー数が減っていた。多分二分の三程度に減っていた。また餃子以外の単品物は量が減っていた。例としては「昔ながらの麻婆豆腐」の写真を見てもらいたい。これで一人前だというが以前の7割程度になっていた。(写真:麻婆豆腐)
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そして麺類とご飯ものの数が増えていた。これはどういうことなのだろうか?単価を上げずに量を減らし、麺とご飯のファーストフード店化させて回転率を上げようと言うことなのだろうか?

「マントラ・カフェ」
いつも入る西銀座地下のスタバの前にあるインド・レストラン「マントラ・カフェ」に初めて入った。ヴェジタリアンやハラルにも対応しますと書かれてあった。まずビールで咽喉を潤してから頼んだのは「タンドリー盛り合わせ」、打ち明けは「鳥肉」「魚」「ラム」が香辛料で味付けられて焼き上げて出てきた。メニューの量よりも明らかに少ない。メニューは見せかけだった。(写真:タンドリー)

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後はカレーを2種類。「バターチキン」と「ラム」を頼み、ナンは「チーズ入り」と「ガーリック入り」を頼んだ。(写真:カレー1)
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ナンとカレーは美味しかった。特にチーズ・ナンはまるでピザを食べているようだった。(写真:ナン1)
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(写真:ナン2)
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昔、学生時代に九段坂上にあった「アジャンタ」(注:今も麹町のNテレの横にある)で初めて本格的なインドカレーを食べた時の辛さに驚いたものだった。その後日本風のカレーではない本格カレーが好きになり、家族とも何度も来たが、その内慣れてきて辛さにも耐えられる様になったが、最初食べた時の辛さは感動的だったことを思い出した。
以上、そろそろ桜も満開の時期を迎えた東京より勢古口がお送りしました。