「相撲土産の幕の内弁当と泥鰌鍋」

「手前勝手世界食物語、第394号」
「相撲土産の幕の内弁当と泥鰌鍋」
相撲土産の紙袋を抱えて国技館を出た。フットボールの仲間3人なので、どこに行こうかと思い、まずは「ちゃんこ川崎」へ電話するが満席で1時間待ちだという。次に「ふぐ ひょうたん」に電話するがここも満席。仕方なく両国橋東詰めの「桔梗屋」に行く。奥の席が空いていたので入る。頼んだのは「泥鰌の抜き鍋」。ここの名物料理だ。寒い冬には一番だ。開いて骨を抜いた泥鰌を甘い醤油ダレで刻み葱と一緒に煮込む。ぬる燗の日本酒で泥鰌を味合う。臭みが全くない泥鰌だから誰にでも合うだろう。(写真:桔梗屋の泥鰌鍋1)

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(写真:桔梗屋の泥鰌鍋2)
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美味かった。伝統の味を堪能しました。

東詰めの南側には「ももんじや」の看板がある。ここも有名な店で「ももんじ」の名の通り、野獣の「いのしし」や「熊」などの肉を食べさせてくれる。一度食べると病み付きになるのが不思議だ。

さて家に帰り、翌朝相撲土産の「幕の内弁当」を食べた。(写真:幕の内弁当)
幕の内弁当
これもいい味だが、如何せん保存のために醤油や塩が多いのが玉に瑕か?持ち帰ったお土産が多過ぎ冷蔵庫にも入れたが、一杯になってしまった。当分相撲土産を食べることになりそうな状態でした。
以上、からからに乾燥した東京から勢古口がお送りしました。