「大相撲・秋場所観戦」

「J  REPORT 2015 9月第5週」
「リタイアメント・ノート 7年2ヶ月目」、
「VOL。917 SINCE AUG.12th、1983」
「大相撲 九月場所 観戦記」
両国国技館に招待された。フットボールの先輩からの誘いだった。

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10日目の国技館は入場券はソールドアウトになっていた。我々はお茶屋から案内されて桝席に入る。正面で前から10列目位で丁度目線が力士の仕切りの時の目の辺りになる非常に良い席だった。ご存知の通り桝席は約1m四方で大人四人では狭い。今回は三人。丁度幕内力士の土俵入りが終わり、横綱「鶴竜」の土俵入りが始まった時だった。(写真:鶴竜土俵入り)
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土俵に金が埋まっていると言われているように実力の世界の相撲は出世すれば一躍金持ちになれるが、果たして一体どの位の確率で横綱になれるのだろうか?連休中でもあるが、残念ながら一人横綱でちょっと寂しい感じはするが、それでも「大入り満員」の「満員御礼」の垂れ幕だ。(写真:満員御礼)
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ビールとウィスキー、水に氷、赤ワインを頼み相撲観戦する。中入り後で注目した勝負だけは写真を撮る。最近一番落ち目なのは「遠藤」だ。毎場所勝ち越し負け越しぎりぎりで動いている。今日の取り組みでは相手は「勢」だ。勝負はやはりはたき込まれて遠藤が砕け散った。(写真:遠藤―勢)
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金星を今場所二つ上げ、大関も二人破り健闘している「嘉風」だったが、「栃ノ心」につりだされてしまった。(写真:嘉風―栃ノ心)
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この日も「照ノ富士」は「玉鷲」を接戦だったが、最後は上手投げで全勝を続けた。(写真:照ノ富士―玉鷲)
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日本人大関は本当に弱い。この日も「豪栄道」と「稀勢の里」は破れた。(写真:琴奨菊―稀勢の里)
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最後の横綱「鶴竜」は、如何にも一人横綱の重圧を背負ったような顔だった。(写真:立会いの瞬間)
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鶴竜は引き技で墓穴を掘り、土俵際で辛うじて体を入れ替えうっちゃったかのように見えたが、物言いが付き、鶴竜の足が先に出ていたとして、結果は行事差し違えで「妙義龍」の勝ちとなった。横綱は二敗目だった。(写真:土俵際の鶴竜)
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締めは「弓取り式」。神にささげる昔からの習慣か、古風な行事だ。相撲の詳しい歴史は知らないが、かなり古い時代からあったのだろう。未だに女性が土俵に上がるのを認めていないはずだ。(写真:弓取り)
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それにしても迫力ある相撲を真近かで観られたことは良かった。力士達は本当に精一杯頑張って土俵上で勝負しているのが良く分かる。テレビよりやはり格段に迫力が違う。H先輩、ありがとうございました。