「ヒューストンから成田」

「ヒューストンから成田」
明日はいよいよ帰国日だ。最後の南部での夕食は「T-BONE」ステーキだ。何でも大きいのがテキサスだというが、出て来た水もビールジョッキほどでとにかく大きい。勿論ステーキもジャンボサイズだった。赤身肉をそれでも頑張って完食した。アメリカのステーキは店を選べば美味しいものだ。ハワイでもグアムでも、勿論本土でも美味しい店では美味しいステーキを食べられる。私は日本のA5等級の霜降りでなくても赤身で十分堪能出来る。多分肉だけで300g以上はあっただろう。全員完食でした。(写真 T-bone steak)

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アメリカで面白いことに気が付いた。アイスティーを頼むと、甘いのと、甘くないのとのチョイスが出来る。そして出てきたものは大きなコップに氷と紅茶が入っているのだが、甘くないほうにはストローと共にスプーンが入っている。甘いほうにはストローだけだ。なぜだろう?地元の人に聞いても分からないと言う。私の想像では多分甘くないのを頼んだ人が少し甘みを追加したいと言う場合に砂糖を入れてかき混ぜるためにスプーンが付いているのではないだろうか?どなたか分かる人がいたらお教え願いたい。或いは甘いのと甘くないのとの単純な区別なのかも?
さてクイズをやった。アメリカ人に聞いた「国際的なブランド企業名は?」という問いで、一番はやはり「アップル」だそうだが、日本勢ではトヨタが10位、ホンダが20位だったようだ。マイクロソフトやグーグル、GE等がトップ10以内で韓国のサムソンも9位だったと思う。ドイツのベンツがホンダよりも下だった。「アメリカの最も歴史的な出来事は?」との問いに対するアメリカ人の答えは、一番が「オサマビンラディン殺害」だったと思ったが、間違っているかも知れないが、トップ10の中には確か、「ケネディー暗殺」、「9・11」、「リンカーン暗殺」、「キング牧師暗殺」、「ベトナム戦争」、古くは「独立戦争」、「南北戦争」、そして「日本に原爆を落としたマンハッタン計画」等があるのだが、日本人が知らない「ルイジアナ買収」というのが歴史的にはアメリカ人にとって大切な出来事だったらしい。19世紀初頭、ルイジアナはフランス領でこれをナポレオン皇帝からたったの1500万ドルで買い求め、それが今のアメリカ本土の何と23%にも当たる広大なものだったというから驚きだ。ナポレオンは戦費調達が出来なくて渡りに船でルイジアナを売却したらしい。「最もアメリカ的な、アメリカ人らしい有名なアメリカ人は?」という問いではアメリカ人は一番が「マリリン・モンロー」だったというから面白い。永遠のヒロインなのだろう。これは添乗員のH氏から出された問題だった。「ビル・ゲイツ」や「エジソン」、「JFK」「オバマ大統領」もトップ10だ。

「2015 私の勝手な映画批評シリーズ」
映画「アンフェア THE END」(TCスカラ座にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年142作目)
警察や検察、そして裁判所をも含めた陰謀があるのを暴こうとする主人公の女性刑事「雪平」だが、そこには複雑に絡み合った罠があった。果たして正義は貫かれるのか?雪平は大丈夫なのか?日本映画としては出色の出来だった。

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映画「キングスマン」(TCみゆき座にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年143作目)
イギリス風のジョーク満載。007のお笑い版だと思えば笑える。これに4つ星入れたのだから、「テッド2」も4つ星に格上げします。楽しめます。

映画「天空の蜂」(丸の内ピカデリー座にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★★(今年144作目)
日本映画では珍しく面白い題材を取り上げている。また展開が早くて実に楽しめた。こういうのはハリウッドの得意分野だが、日本でもよくやったといえる。手に汗握る面白さでした。

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映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」(TCシャンテにて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年145作目)
嫌われ者のヴィンセントは68歳の老人。隣に越して来た母親と少年だが、少年は学校で虐めにあう。それを救ったヴィンセントはやがて少年のシッターとして雇われる。そして生まれたヴィンセントと少年の触れ合いに人生を感じる。ラストシーンが感動的だった。ぜひ観てもらいたい映画だ。

映画「Dear ダニー、君へのうた」(角川シネマ有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年146作目)
ロックスターのダニー・コリンズは4度の結婚に失敗したが、唯一一人の息子がいたが、全く会った事もなかった。そんなダニーは息子とその妻、そして孫娘に会いに行くのだが、拒絶される。そこで孫娘の学校を選び、寄付して入学させ、拒絶する息子が犯された白血病への対応に全力を尽くす。年老いたロックスターの生き様が家族とはとの問いを発する。いい映画でした。アル・パチーノが好演していました。今年はいい映画が多い。この映画も本当にお薦めだ。

映画「ピクセル」(ユナイテッドシネマ豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年147作目)
1982年にゲームセンターでヒットしたゲームが宇宙人によって兵器となって人間を襲うというもの。

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日経新聞9月18日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「キングスマン」が4つ星、「3泊4日、5時の鐘」が4つ星、「アントマン」が4つ星、「カプチーノはお熱いうちに」が3つ星、「ぼくらの家路」が3つ星、「ベル&セバスチャン」が3つ星、「ザ・ヴァンパイア」が3つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「ドラフト・デイ」「アメリカン・スナイパー」「博士と彼女のセオリー」「中島みゆき」「セッション」「ビリギャル」「あん」「人生スイッチ」「筑波海軍航空隊」「天空の蜂」
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」「深夜食堂」「シェフ」「パリよ、永遠に」「ソロモンの偽証」「くちびるに歌を」「イミテーション・ゲーム」「バードマン」「ギリシャに消えた嘘」「龍三と七人の子分たち」「駆け込み女と駆け出し男」「靴職人と魔法のミシン」「海街ダイアリー」「マッドマックス、怒りのデスロード」「愛を積むひと」「アリスのままで」「雪の轍」「悪党に粛清を」「チャイルド44」「アベンジャーズ」「バケモノの子」「ラブ&マーシー」「ジェラシック・ワールド」「ミッション・インパセブル」「アンフェア the end」「キングズマン」「テッド2」「ヴィンセントが教えてくれたこと」「Dearダニー、君へのうた」

「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)、3月は長野(長野)、千葉(銚子)、5月は福岡(博多)、熊本(熊本)、佐賀(武雄温泉)、6月は不老不死温泉(青森)、弘前城(青森)、釜石(岩手)を訪れました。

2015年の海外旅行は、2月のアメリカ(ハワイ)、3月のウズベキスタン(61カ国目)、4月のメキシコ(62カ国目)、5月は2度目のバルカン半島(アルメニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、スロベキア)、7月はブルガリア(63カ国目)ルーマニア(64カ国目)、8月はアメリカ西海岸(シアトル、LA)、9月はアメリカ南部(ヒューストン、ナチェス、メンフィス、ツゥペロ、ニューオーリンズ)でした。

「2015 歌舞伎観劇シリーズ」第1回目=2月大歌舞伎(歌舞伎座)、第2回目=4月大歌舞伎(歌舞伎座)

「2015 本の記憶シリーズ」
「解」(堂場 瞬一 著)集英社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年201冊目)

「うきあし」(佐々木 裕一 著)双葉文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年202冊目)

「雪辱の徒花」(稲葉 稔 著)双葉文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年203冊目)「百万両の伊達男」シリーズ第3弾