「父の日」

「父の日」
6月第3日曜日は父の日だ。嘗ては家族から私にもプレゼントがあったが、今は何もない。まあ、妻も施設にいるし皆子供らはそれぞれの家庭があるから、父親までには気が回らないのだろう。仕方がない。
この数カ月の間に娘が何度かやってきて、妻の持ち物、現実は既に娘の物になっている和服の整理をしていた。妻は和服を沢山持っている。これも妻の亡き母親が買い与えた物でその数200着以上。妻は身体が小さいから娘が着るには直しが必要だが、それは別として処分するにしても整理をする必要があった。
その日娘は下の孫娘を連れて来て、整理中は孫娘を映画に連れて行ってくれというので孫娘と久しぶりの映画観劇となった。
その後、夕飯を一緒に食べようということになり、東雲にある「ネプチューン」という店に行った。この店、実は古い店なのだ。私たち家族が渋谷の社宅から江東区の現在のマンションに引っ越して来た時には既にあった店で、もう40年以上存在しているはずだ。この辺りは当時は工場地帯で、東京ガスや、三菱製鋼、IHI、三井製糖、巴製作所等があった。だが今は高層マンション群に囲まれた街だ。湾岸の象徴のような処だ。
行ってみたら非常に混んでいた。一応ネット予約していたので席に着き、頼んだのだが、受けた女性の間違い等があり出て来る順序がめちゃくちゃだったが、味は本当に良かった。
「鮮魚のカルパッチョ」(写真:S27)
「コロッケ」(写真:S26)
「ビーフシチュー」(写真:S25)
「鶏肉唐揚げ」(写真:S24)
「ピッツァ」(写真:S23)
「トマトの冷製スープ」(写真:S22)
値段はまあまあだったし、兎に角美味しいのには驚かされた。
支払いの段になったら娘から「父の日だから私が払うよ」とのこと。そうか父の日だったのだと思った次第でした。(写真:S28)
久し振りに家族らしい食事会をした父の日でした。

「ある写真展」
さいたま在住のS氏とは2012年12月にスペイン、ポルトガルの旅行で知り合いになった。写真はプロ級で毎年個展を含めて何らかの写真展に出品されている。今回は埼玉県の写真展だった。(写真:A1)
写真は秩父の夜祭のものだった。力強い男性の姿が描かれている。(写真:A2)
数年前に愛する奥方を亡くされて落ち込んでおられたがどうやら復活したようだった。こういった趣味もいいものだ。
 
「さくらんぼ」
新潟在住のO氏から「さくらんぼ」が届いた。いつも季節の果物等を送ってくださるので実は恐縮しているのだが、ありがたいことだ。(写真:A3)
果物の宝石と言ってもよいような美しいさくらんぼは食べるにはもったいないので、孫息子に早速持って行った。美味しそうな「さくらんぼ」からは季節の香りが舞い込んできていた。もうこんな季節になったのだ。梅雨も来ないのに既に夏の雰囲気が一杯のさくらんぼでした。Oさん改めてありがとうございました。