「人生は旅の如くー8月の九寨溝・黄龍にて」

「J  REPORT 2024 6月第4週号」
「リタイアメント・ノート 14年12ヶ月目」
「VOL.1373 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。㔟古口
追加して「癌になるな」もね。

「人生は旅の如くNO.13-2009年編・第12話、8月の九寨溝・黄龍にて」
2009年8月に訪れた古都「西安」の旅では、九寨溝と黄龍に行ったことを忘れていた。肝心なことを忘れる、これも年齢だろうか?
九寨溝は山岳地帯にあり九つのチベット族の村があることからの名前だという。まずは飛行機で向かう。到着した九寨溝の空港は高度が4000mもあり、高山病になりそうな感じだ。そこから驚くことにバスで下り坂を走るのだが、このバス、途中の水場で水を補給していたが、聞くと加熱したブレーキを水で冷やすというのだ。本当にブレーキの周りに水が流れ出るようになっていた。驚きだ。怖いね。ブレーキが利かなくなったら死ぬよ。
下った先の九寨溝には美しい川、森、湖等があり、その色彩の美しさに魅了される。一度は観ておくべき風景だ。
翌日は黄龍に行った。ここもかなりの高度がある地域だ。九寨溝から黄龍に行く途中では高度5000m地点を通過した。到着した黄龍ではロープウェイ乗り場が3100m程度なので、携帯式酸素ボンベを貰った。ロープウェイで何百メートルか登り、更に歩いて登る先にその景色が見えた。トルコのパムッカレと同じで石灰石が固まって小さな池を形つくっている。その池の色が天候等により変化する。これが美しいのだ。自然の神秘と言えよう。帰りは歩きなのだが、階段を下から登って来る中国人が沢山いるのには驚いた。よくやるよ。
この旅では結局、西安市内から秦始皇帝のお墓である兵馬俑、パンダ飼育センター、九寨溝、黄龍を廻ったことになった。そうそう楊貴妃が入ったというお風呂も見た。玄宗皇帝と楊貴妃のお話しは有名だ。男は誰しも女に騙される?失礼魅了され誤ることが多々あるということだ。古今東西変わらない。美女なのか国なのかを選ぶか、これが美女を傾城と言わせる理由だ。
中国で行きたいところで残されたのは大連だけとなった。大連だけは絶対に行きたい場所で翌年2010年3月に訪れたのでした。