「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「哀れなるものたち」(TC日比谷にて)私的評価★★★★★(今年5作目)
アカデミー賞ノミネート。この作品の評価には賛否があろう。全て空想の世界だが時代設定は20世紀初頭。ロンドンで若い女性が橋から転落して自殺した。それを救ったのが天才科学者。女性は妊娠していたので、胎児の脳を女性に移植して復活させた。女性はその後どんどん脳を発達させやがて成熟した女になる。この過程が面白い。そして女性はスポンサーの男と世界旅行に出掛ける。そこで外の世界を知ると共にセックスに目覚める。遂にはパリで売春婦にまでなる。この女性を巡る男たちの動きが描かれるが、どんでん返しが待っていた。

また、2月2日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」には、「Here」「カラーパープル」「オスカー・ピーターソン」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「罪と悪」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」「熱のあとに」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」

「私の2022年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇予定。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇予定。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に行きました。
海外には2月にハワイに行きます。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「傘ひとつ」(金子 成人 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年9作目)「小梅のとっちめ灸」シリーズ第4弾

「南町奉行と死神幇間」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年10作目)「耳袋秘帖」シリーズ第8弾