「相撲観戦」

「大相撲」がいよいよ再開した当日、JR両国駅近くの道路に「宮城」ナンバーの大型バスが連なって止まっていた。なんと「被災地からの大相撲観戦ツアー」とある。被災地宮城県から大挙して大相撲観戦にやってきていたツアーだったのだ。恐らく日帰りバスツアーなのだろう。「技のう審査場所」と銘打っての場所だが、被災地から沢山のお客を呼び寄せ元気を取り戻してもらうのも手だ。もっともっと場所中にやったらいい。福島からも岩手からもどんどん呼び寄せよう。そして「頑張れニッポン、けっぱれ東北」を叫ぼう。

「被災地からの影響」
たまたま私は仙台市内にマンションを持っている。宮城野区というところで東北線、新幹線が横を走っているところだ。最寄り駅は仙石線だ。そのマンションも被災し、一時的に住民は避難所に逃げていたそうだ。まだ屋上のタンクのほうが上手く動いていないらしいが、問題は修理する部品が来ないということらしい。そんな影響は遠く離れた首都圏にも響いている。横浜は鶴見の叔母の家の水道に問題があったのだが、修理する部品がないと工事屋さんはいうらしい。日本中が突然の震災で狂い始めている。ある部品がなければ全てが動かなくなるという現象は自動車の生産でもそうだが、日本全体の製造業に、いや世界中の製造業に影響を与えていることを実感させられた。

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