「抗癌剤治療始まる」

「抗癌剤治療始まる」
7月の栓塞手術後の結果、余り効果がなかったことが判明し、新たな抗癌剤治療に移ることになった。2種類の薬剤を点滴投与する。一つは癌細胞を攻撃する自身の免疫細胞を活性化させるもの。もう一つは癌細胞が栄養を吸収するには血管が必要でその毛細血管の発育を阻止する役目の抗癌剤だという。この二つを組み合わせて癌細胞を縮小させるというのだ。この治療を受ける人は、癌細胞を切除や放射線治療が出来ない人なのだ。私の場合は小さな癌細胞が肝臓内に散らばっているためだという。
初回は約3時間の点滴だった。3週間後次の投与があるが、徐々に量は変わらないが投与時間は短縮されるという。今まで副作用というようなものは出ていない。この治療の効果があり癌が無くなればいいのだが、果たしてどうなるのか?今後を見守ろう。私自身は絶対に癌に勝ってやるという強い気持ちで生きていく。

「友たちは宝」
その日は大学時代のフットボールの仲間たちが誘ってくれての会食だった。皆私の体調を気遣ってくれての集まりだった。私も後期高齢者になり、合わせて思いもかけなかった肝臓癌宣告を受けて落ち込んでいるのではないかとの友人たちの思いやりだったようだ。生憎写真を撮り忘れてしまったので写真はないが、私以外はお酒を飲みわいわいがやがやと50年前に戻ったような気分で楽しく過ごした。本当に友人とはありがたい宝物だと痛感した。
そして次は中学同級生との集まりである「神奈川会」でも大いに楽しめた。(写真:D10)
本来のメンバーは10名だが、I君は病気療養中、S君は台風を懸念しての欠席と今回は8名が集まった。
もう皆が中学生になってしまったようで、そんな思い出があったのかと、記憶力の弱い私には思い出せない話しばかりだった。その話題はちょっと飛び過ぎかも知れないが、止めどなく湧き上がる話しばかりでした。これまた友たちは宝でした。