「山形・梅蕎麦&小太郎」

「山形・梅蕎麦」
一度訪れたことがあったが、残念下調べ不足で休日だった店に再びチャレンジした。今回は問題なく山形駅からタクシーで向かった。
行きの新幹線では山形県内の奥羽山脈には分厚い雲が覆っていた。(写真:B1)
もう田んぼは稲が実っていた。(写真:B2)
写真は撮れなかったが、奇妙な案山子があった。それはトンビを模した凧のようなものが、田畑の上を舞っていたことだった。面白いアイデアだなあ。
タクシーで約5分、住宅街の中にあるのは、江戸時代に創業した老舗で毎朝店内の石臼でひいた蕎麦粉で十割蕎麦を手打ちしているという。メニューだ。(写真:B3)
店内は開店直後だったので閑散としていた。(写真:B4)
頼んだのは、十割蕎麦の蒸篭と野菜天麩羅だ。(写真:B5)
蕎麦は非常に細く短く、喉越しは実に爽やかな蕎麦だ。本当は板蕎麦を頼みたかったのだが、二人前からだというので諦めた。実際には二人前半はあるらしい。ちょっと多過ぎるな。
器も店主手作りだという凝りようだ。やはり山形には蕎麦の名店が多い。地図を貰ったので次回以降の山形蕎麦探求に役建てよう。
帰りは山形、福島、栃木全てで大雨に晒された。(写真:B6)
熱帯低気圧の影響なのだろうが、自然には勝てない。

「米沢・粉屋小太郎」
昨日の豪雨が嘘のように晴れ渡った青い空に白い雲。(写真:C1)
毎年2回は訪れる米沢の老舗名店が米沢の「粉屋小太郎」だ。新幹線からタクシーに乗り換えて市内中心部へ。開店直後の店に入る。案内された席でまずはメニューを観る。(写真:C2)
直ぐに注文したのは「割子蕎麦」だ。五段の小分けした蕎麦を5つの味で食べ分ける。(写真:C7)
(写真:C8)
中庭からは蔵も見える。(写真:C4)
壁には店の由来が書かれているが、これが江戸時代の米沢藩御用達のお墨付きのようなものだ。(写真:C3)
人形さんは店の女将さんかな?(写真:C5)
店内は落ち着いた雰囲気だ。(写真:C6)
蕎麦は腰がしっかりしていて蕎麦の風味が滲み出ている。小分けされたサイドの5品も味わい深いものがある。やはり老舗の味だ。実に美味い蕎麦だ。次々と客が入ってきて、あっという間に満席になった。
蕎麦湯だ。(写真:C9)
昨日の山形の梅蕎麦の蕎麦湯はこってりした濃厚なものだったが、ここのはさらっとした湯だった。
帰り掛けに後ろを振り向く。まずは玄関。(写真:C10)
門前。(写真:C11)
何と「創業308年」の幟があった。(写真:C12)
米沢市内には古い店も多い。この雑貨店。元禄元年創業という。(写真:C13)
大坂屋さんは1688年だよ。古いね。
山形はやはり蕎麦処ですね。